ランソプラゾールとは・・・
ランソプラゾール(らんそぷらぞーる)とは、酸分泌抑制薬であるプロトンポンプ阻害薬(PPI)であり、胃酸の分泌を抑制する。プロトンポンプを不可逆的に阻害するため持続時間が長く、効果も強い。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、ゾリンジャー‐エリソン症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍、十二指腸潰瘍の再発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍、または十二指腸潰瘍の再発抑制に適応があり、日本でも広く使用されている。
肝薬物代謝酵素CYP2C19またはCYP3A4で代謝され、肝機能障害の副作用が出ることがあり、肝障害のある患者には慎重投与となっている。