足底板とは・・・
足底板(そくていばん)とは、足底の生理的なアーチを保持するため、足底と靴の間、あるいは足底と床面の間にさし込む形で装着する足装具である。患者それぞれの足の形に合ったものを、オーダーメイドで作成する。
主に扁平足などによる足のゆがみの矯正を目的としているが、近年では、スポーツのパフォーマンスを向上させる手段のひとつとしても用いられている。
主な適応例
・変形性膝関節症
・変形性股関節症
・外反母趾
・内反小趾
・足底腱膜炎
・アキレス腱炎
・腰痛
・扁平足
・ハイアーチ
・足の骨折による歩行障害時の歩行の補助
・脳梗塞や脳性麻痺など、中枢神経系の疾患による歩行障害時の歩行の補助
・スポーツによる障害(ジャンパー膝、捻挫など)
足底板の効果が期待できる対象は幅広く、小児から高齢者まで足底板を適用することが可能である。