最終更新日 2019/09/30

消化管穿孔

消化管穿孔とは・・・

消化管穿孔(しょうかかんせんこう)とは、何らかの原因で消化管に孔が開き、腸管の内容物が腹腔内に漏れることで、腹膜炎を引き起こす疾患である。緊急手術が必要となる場合も多い。多くは、急激または持続的な腹痛によって発見される。悪心や嘔吐、食欲不振も見られ、腸音は減弱または消失する。

 

原因となる疾患としては、十二指腸潰瘍胃潰瘍増悪癌や大腸癌などがあり、発生部位が上部消化管か下部消化管かによって分類される。

 

検査・診断

腹部のX線検査横隔膜下に遊離ガスが認められる。

 

原因・治療

基本的には、早急な手術治療を行う。

 

引用参考文献
1)Parswa Ansari.急性穿孔.MSDマニュアル プロフェッショナル版.
2)中野正和ほか.消化管穿孔.日本医事新報社.

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