内分泌と外分泌はどう違うの?
『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
今回は「ホルモンの分泌」に関するQ&Aです。
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山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長
内分泌と外分泌はどう違うの?
外分泌は分泌された物質が作用するところまで導管で導かれている場合をいいます。
例えば唾液腺から分泌された唾液は、口腔まで導管で導かれています。また膵臓から分泌された膵液は、それが働く十二指腸まで膵管で導かれています。
内分泌にはそうした導管がなく、腺から直接、血中に分泌されます。すると作用点では非常に希釈されてしまうので、作用を受ける細胞や器官に必ず、分泌物を受け取る受容体が存在します。
※編集部注※
当記事は、2017年7月7日に公開した記事を、第2版の内容に合わせ、更新したものです。
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本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版