【13選】転職・新卒どちらも使える! 看護師の面接でよくある質問・回答例
看護師の就職、転職活動の面接で聞かれる質問を回答例付きでご紹介します。
目次
看護師が面接で必ず聞かれる質問4選
面接で聞かれる可能性が高い4つの質問をまとめました。
聞き方は違っても、ほぼ間違いなく聞かれる質問なので、答える練習をしておきましょう。
良い回答例
看護るうと申します。
○○大学を卒業後、○○病院循環器内科で4年間勤めました。
今後は、周術期から循環器看護全般を学びたいと考えており、循環器外科とCCUどちらも経験できる貴院を志望いたしました。本日はよろしくお願いいたします。
NG回答例
- 看護るうです。本日はよろしくお願いいたします。
- 看護るうと申します。
○○大学を卒業後、○○病院○○科に入職し、2年が経ちましたが、残業や夜勤が多く忙しいわりにはお給料が低く、もっとお給料をもらえるような病院で働きたいと思い、貴院を志望いたしました。
本日はよろしくお願いいたします。 - 看護るうと申します。
○○大学△△学科を卒業後、○○病院○○科に勤めました。
3年目からリーダー業務も任され、病棟全体を見て業務を回していくことは責任が重くなかなか大変でしたが、何度も経験するうちに周りを冷静に見て指示を出すことができるようになっていきました。
また、これまで褥瘡委員会にも所属して、院内全体の褥瘡患者さんのケアにも積極的に取り組んできました。
今後は皮膚排泄ケア認定看護師の資格の取得を目指していきたいと思っています。
本日はよろしくお願いいたします。
自己紹介では、まず「名前(フルネーム)」「最終学歴」「職務経歴」を伝えます。
その後に志望動機や強みを一言で添えると好印象です。
また、最後に「本日はよろしくお願いします」と添えましょう。
一方、やりがちな自己紹介のNG例として、以下の3つが挙げられます。
- 名前だけの自己紹介
- 前職への不満を言う
- アピールポイントが長すぎる
キャリアアドバイザー
自己紹介は簡潔に伝えることが大切です。アピールポイントは面接を通して徐々に伝えていくとよいでしょう。
良い回答例
これまで、2次救急の循環器外科を3年間経験いたしました。
そのなかで、よりハイレベルな環境で看護技術を学び、患者様の在宅復帰に貢献したいと思うようになりました。
貴院は、〇〇県の基幹病院として、先端医療技術を積極的に導入し、患者様の退院と在宅復帰を支援していらっしゃいます。
これまでの経験を生かしながら、患者様の予後を大きく左右する3次救急の看護技術・知識をさらに高めたいと思い、志望いたしました。
NG回答例
- 待遇面に魅力を感じたからです。
- 自宅から近いからです。
- 人間関係が良さそうだと思ったからです。
- キャリアアドバイザーの方にオススメしてもらったからです。
面接の志望動機では、これまでの経験と志望先の病院がどうつながるのかをアピールしましょう。
具体的には、
- これまでどんな経験を積み、どんな思いを持っているか
- そんな自分にとって志望先の病院の魅力は何か
- 志望先では、どんな看護・働き方をしたいか
この3つの要素で構成するとわかりやすくまとまります。
NG回答例のように、待遇面や通勤のしやすさなどを志望動機にしたり、人間関係のトラブルが原因で前職を辞めたと疑われるようなことを伝えたりするのは避けましょう。
キャリアアドバイザー
新卒の場合は、実習を通じて学んだことをどう活かせるのかであったり、志望する領域を志すきっかけなどを伝えられると好印象です。
良い回答例
前職では5年間、消化器外科病棟に勤務いたしました。
末期のがん患者様も多くケアする中で、次第に緩和ケアへの興味が高まり、より専門的に緩和ケアを学び、実践できる環境で働きたいと考えるようになりました。
看護師として新たな成長を目指し、この地域の緩和医療を牽引されている貴院で経験を積みたいと思ったのが大きな理由です。
NG回答例
- 病棟の人間関係が悪く、働きにくい環境だったからです。
- 残業や夜勤が多く、給料にも納得いかなかったからです。
- 前職の病棟が忙しすぎて、もう少し楽に働きたいと思いました。
退職理由について、人間関係や待遇など、ネガティブな不満をそのまま伝えるのはNG。「同じ理由で辞めてしまいそう」とマイナスの印象を与えてしまいます。
前職・現職の病院にはない診療科へのチャレンジや成長したいという姿勢など、ポジティブな志望動機につながる退職理由を答えましょう。
キャリアアドバイザー
結婚や出産、介護などの退職理由は受け入れられやすいので、正直に伝えて大丈夫です。
その上で「今は業務に支障なく、長く働けること」をアピールします。
良い回答例
(1つの病院を経験)
◯◯大学を卒業後、◯◯病院の整形外科病棟で5年間勤務しております。
主な担当業務は大腿骨頸部骨折や腰椎圧迫骨折、人工関節置換術などの周術期の看護です。
PTと協働してリハビリ計画を作成し、病棟でのリハビリをしたり、退院支援に向けて多職種カンファレンスを開いたりしております。
5年間勤める中で、在宅復帰をされた方が、健康で安全な自宅での生活を送り続けられる支援の重要性を感じ、◯◯市の地域包括ケアシステムにおいて重要な役割を担われている貴社の訪問看護師に応募いたしました。
良い回答例
(複数の病院を経験)
〇〇大学を卒業後、〇〇病院消化器外科に4年間勤務しておりました。
急性期看護の経験を積みつつ、ICLSの資格を取得するなどし、その後、より高度な急性期の看護を学びたいという思いから、□□病院のICUに転職して3年目を迎えます。
ICUでの看護を通じて、脳血管疾患、心疾患など、幅広い領域の救急・重症治療の専門知識を学ぶことができました。
さらに超急性期の看護を学びたく、3次救急を担っている貴院の救命救急センターでぜひ働きたいと思っております。
NG回答例
- 〇〇大学看護学科を卒業後、〇〇病院〇〇病院循環器内科に入職いたしました。
その後、複数の病院に転職し、現在、□□病院□□科で3年間働いています。 - 〇〇大学看護学科を卒業後、〇〇病院〇〇病院消化器内科に入職いたしました。
2年間働きましたが、残業時間が長く、体力的にしんどかったので、慢性期の病院でゆったりと患者さんに向き会いたいと思い、このたび、貴院を志望いたしました。
面接で経歴を伝えるときは、
- 最終学歴
- 職歴(複数あれば古いものから順番に)
+その職場で何を経験し、学んだのか - どうして志望先の病院へ行きたいと思ったのか
の順番で伝えます。
今まで所属した病院を省略せずに伝えましょう。省略すると「何か言えないことがあるのでは?」と疑われてしまう可能性があります。
転職回数が多い方は「履歴書(メモ)を出してもいいですか?」とひとこと伺い、確認しながら話してもOKです。
キャリアアドバイザー
それぞれの職場について、退職理由を述べるのではなく「経験したこと・学んだこと」を伝えると前向きな印象を持ってもらえます。
退職理由を述べる場合は、ネガティブな退職理由(給料や残業など)を伝えるのはNG。できるかぎり前向きな理由を伝えるようにしましょう。
看護師がよく聞かれる質問6選
面接でよく聞かれる6つの質問をまとめました。
志望動機や退職理由ほどではありませんが、あなたのことをより理解するために聞かれる質問ばかりです。
しっかり準備して面接に臨みましょう。
良い回答例
中学生の頃、父が入院したときの担当看護師さんとの関わりが、私が看護師を目指したきっかけです。
「父がもう退院できないのではないか」と、とても不安でしたが、当時の私は家族にも気持ちを伝えることができませんでした。
そのとき、担当看護師さんが、「何か困っていることはありますか?」と声をかけてくださり、親身に話を聞いてくれたため、安心することができました。
その経験から「将来は常に患者様とご家族に寄り添う看護師になりたい」と思うようになりました。
いまでも、患者様やご家族との関わりでは、常に困りごとや不安がないかを確認し、支援するように心がけています。
NG回答例
- お給料がいいからです。
- 家族(または知り合い)が看護師だったのでなんとなくなりました。
看護師を目指したきっかけは、エピソードを交えて簡潔に伝えましょう。
この質問では、あなたの仕事への熱意をチェックしている場合があります。
採用担当者は、長期的・意欲的に働いてもらえる人材を採用したいと考えているため、お給料面など素直すぎる答え方をするのはNG。
たとえば、
- 「看護師という職業は、手に職をつけて長く働くことができ、やりがいのある仕事だと感じたのがきっかけです」
- 「親族に看護師がいて、やりがいを持って仕事をしている姿に憧れたからです」
などと言い換えて伝えるのがよいでしょう。
良い回答例
治療が優先になる超急性期の場面でも、患者様とご家族の気持ちに常に寄り添うことを大切にしております。
脳外科病棟に入院する方は突然の発症で重症度が高いことが多いため、どうしても治療が最優先され、患者様とご家族の気持ちは置いていかれてしまいがちです。
ですが、私は、突然のことで不安を抱えているからこそ、患者様やご家族に今どのような治療をしているのかをタイムリーに説明することも大切な看護だと感じています。
そのためには、専門的な知識と看護技術がなければいけないと考え、普段から積極的に勉強会やセミナーに参加して自己研鑽をして参りました。
今後は、「急性・重症患者看護」の専門看護資格を取得したいと考えており、貴院でさらに専門性を高め、常に患者様とご家族に寄り添う看護を提供していきたいと思っております。
面接で看護観を聞かれたときは「結論・エピソード・締め」の3段構成で答えるのがポイント。
- 結論
自分が何を大切にして看護をしているのか話す - エピソード
大切にしている看護にまつわるエピソードを簡潔に話す - 締め
志望先の病院で自分の看護観を活かしながら長期的・意欲的に働く姿勢を示す
これらのポイントをおさえて看護観を伝えると、自分がどんな看護師なのかを面接官にしっかり伝えることができます。
また、志望先の病院の方針に合った看護観を伝えるのも重要です。ホームページなどで確認しながら、自分とマッチするものを選んで話しましょう。
キャリアアドバイザー
注意したいのは、看護観を「語りすぎない」こと。
熱くなって長く話し過ぎたり、たくさんの話を盛り込みすぎたりすると、「何を言いたいのかわからない」と思われてしまいます。
良い回答例
前職では小児科を6年経験しましたので、可能であれば、高度な小児医療を提供されている貴院で、より専門的な小児看護を学びたいと思っております。
いずれは新生児集中ケアの認定看護師も目指したいと考えておりますが、どこの配属となっても一生懸命取り組むつもりです。
NG回答例
- 絶対に◯◯科で働きたいです。
- 内科に興味がないので、外科系の病棟でお願いします。
希望の診療科などがある方は、ぜひ伝えておきましょう。
なぜその診療科を希望するのか、そこでどんな看護をしたいのかなど、希望する理由を具体的に話すことで熱意を伝えることができます。
キャリアアドバイザー
希望が必ず通るわけではありません。
「希望は◯◯科ですが、もし違う科でも頑張ります」など、柔軟な伝え方をしましょう。
良い回答例
私の長所は責任感があることです。
何かイレギュラーなことやトラブルが起こったときは、メンバーと相談しながら、最後まで自分で対応しようと努力しています。
一方で、責任感が強すぎるあまり、問題を一人で抱え込んでしまいがちなところがあり、上司や同僚からも指摘されたことがあります。
そうした自身の短所を意識し、なるべく周りの人に意見を聞くよう心がけています。
NG回答例
- 特にありません。
- 時間にルーズなところが短所です。
- 早食いが得意です。◯◯大会で優勝したことがあります。
採用担当者が長所や短所を聞くのは、あなたの人柄を知るためです。誠実に答えさえすれば、一般的な内容で構いません。
ただし、単なる特技や仕事と関係がない長所は、質問の意図がわかっていないと思われてしまいますので、できるだけ看護師の仕事に活かせる長所を答えましょう。
一方、短所は「時間にルーズ」や「ケアレスミスが多い」など業務に支障がありそうなものは避けましょう。
努力次第で改善できる短所を選び、そのために心がけていることを一緒に話すのがポイントです。
良い回答例
経管栄養中の患者様の「口からご飯を食べたい」という希望を叶えるためにSTと連携して日々の嚥下訓練を支援し、経口摂取ができるようになったことがありました。
食後に一言「美味しかった」という言葉をいただけて、看護師としてやりがいを感じた瞬間でした。
その経験から、患者様の意思を尊重することで意欲を引き出せることを学び、QOLの高い暮らしを支える看護を提供していきたいと考えるようになりました。
貴院でも、この経験をもとに学んだことを継続していきたいと思っております。
印象に残ったエピソードを聞かれたら「場面・学び・締め」の3段構成で答えましょう。
- 場面
印象に残った場面を簡潔に伝える - 学び
その場面から何を学んだのか話す - 締め
学びを活かして志望先の病院で長期的・意欲的に働く姿勢を示す
キャリアアドバイザー
大切なのは、そのエピソードから「看護師として何を学んだのか」です。
ただ単に「思い出」を話すのではなく、日々患者様との関わりの中で成長していく意欲があることをアピールしましょう。
良い回答例
夜勤や残業はできる限り対応したいと考えております。
ただ、子どもがまだ保育園児なので、現状は頻回の夜勤や土日の残業はどうしても難しい状況です。
夫や両親も私の仕事を応援してくれているので、できる限り対応できる状況を整えていきたいと思います。
よろしければ、貴院でお子様がいらっしゃる看護師さんは、どのように対応されているのかお伺いしてもよろしいでしょうか。
NG回答例
- いつでも夜勤・残業が可能です。
- できれば夜勤には入りたくありません。
- 基本的には定時で帰らせていただきたいです。
ストレートに「夜勤や残業ができますか?」と聞かれることは多くないですが、もし聞かれたら「なるべく対応できるように努力する」姿勢を伝えましょう。
その際、対応できない事情がある場合は、理由を添えて話します。
また「よろしければ…」と断りを入れ、他の看護師さんがどのように対応しているのか聞いてみてもよいでしょう。
キャリアアドバイザー
採用されようと無理をして「いつでも対応できます」と言ってしまうと、入職後、トラブルになりかねないので避けましょう。
念のために準備しておきたい質問3選
質問される可能性がそこまで高いわけではありませんが、念のために準備しておきたい3つの質問をまとめました。
答えに詰まってしまうことのないように、自分だったらどのように答えるかをイメージしておきましょう。
良い回答例(成功の経験)
成功したと思うことは、入院したときからほとんど口を聞いてくれない患者様に根気よく声をかけ続け、話をしていただけるようになったことです。
ご家族から料理が好きなことをうかがい、食事介助のときに味付けのことを話題にしたら、その後、食事のたびにご自分から料理のことを話してくださるようになりました。
それ以来、患者様の好きなことや興味のあることは何かを聞き、会話のきっかけにするようにしています。
良い回答例(失敗の経験)
失敗したと思うことは、スタッフ間の申し送りがうまくいかず、処置のタイミングがずれてしまったことです。
看護記録に書き、次の勤務帯のメンバーに口頭でも話していたのですが、きちんと伝わっていませんでした。
自分の申し送りの仕方がわかりにくかったのではないかと考え、その後、優先順位の高い順にメモを作っておき、それを見ながら申し送りするようにしたところ、それ以来、申し送りの行き違いはなくなりました。
NG回答例
- プリセプターを3年経験し、全員一人前に育てました。(経験がないのにウソをつく、誇張する)
- 移乗介助に失敗し、患者さんを転倒させてしまったことがあります。
- 特にありません。
成功体験や失敗体験を聞かれたとき、採用担当者が知りたいのは体験そのものよりも、そこから何を得たかということです。
「エピソード」と「学んだこと」の2段構成で答えを組み立てましょう。
良い印象を持ってもらいたいからとウソをついたり誇張したりしてはいけません。面接で見破られると印象が悪くなりますし、たとえ面接をやり過ごすことができても入職後に苦労することになります。
キャリアアドバイザー
失敗体験を答える際、アクシデントにつながりそうな大きなミスは、業務をする上で問題があると判断されてしまいかねないので、避けた方がよいでしょう。
良い回答例
最終的には家族とも相談しながら決めさせていただきたいのですが、内定をいただけたらぜひ入職したいと考えております。
NG回答例
- はい。内定をいただけたら必ず入職いたします。
- 他も受けているので、すべて受け終わったら考えたいと思います。
もし他に受けている病院がなく、第一志望であれば正直に「入職します」と伝えても問題ありません。
しかし、他の病院やクリニックも受けている状況で「入職します」「他は一切受けていません」と言ってしまうのは後にトラブルを招く可能性があります。
他を受けていたとしても、「前向きに考えている」ことをアピールしましょう。
良い回答例
体を動かすのが好きなので、休みの日はジムに通っています。
NG回答例
- 休みの日は一日家にいます。
- 特に何もしません。
休みの日の過ごし方を聞くことで、採用担当者は「会話のきっかけをつかみたい」「ストレスの発散方法を知りたい」と思っています。
そのため、活動的な一面を伝えたり、趣味や特技などに絡めたりした返答をするのがベターです。
キャリアアドバイザー
「家でゲームを一日中しています」など、暗い印象を受ける過ごし方は、面接官によってはマイナスイメージにつながる場合もあるので、避けたほうが良いでしょう。
- 結婚や出産について
個人の結婚や出産の予定は、本来なら避けるべき質問とされていますが、もし聞かれた場合は、以下の例文のように濁しつつ、仕事に積極的な姿勢を見せるように答えましょう。
良い回答例
いずれは結婚をして、子どももほしいと考えてはいますが、今は仕事を精一杯頑張りたいと考えています。
- 体調面について
体調に関する質問はプライバシーに関わるので、聞くことはNGとされているのですが、実際には聞かれることもあるようです。
体調不良を理由に前職を退職し、ブランクがある人や持病がある人にとってはどのように回答すべきか悩む質問です。
もし聞かれたら、以下の例文のように、継続的に働けることをはっきり伝えましょう。
良い回答例
長時間勤務が重なり体調を崩してしまったのですが、療養の結果、主治医からも復職して問題ないと診断され、現在は健康状態に問題ありません。
面接を受けるときの3ポイント
面接全体を通して注意すべきポイントをまとめました。同じ内容を伝えるにしても、些細な点に気をつけるだけで好印象につながります。
ネガティブな内容でもポジティブに締める
退職理由やブランクがある理由を話す際、ネガティブな内容を話しがちですが、それでも最後は「その経験から学んだこと」を伝え、「今後は○○したいと考えています」とポジティブに締めましょう。
待遇面の条件については話さない
すべての質問に対して言えることですが、諸条件については話さないようにしましょう。
例えば、志望動機を答える際に、
- 給料が高いから
- 休みが多いから
- 福利厚生がいいから
退職理由を答える際に、
- 給料が安くて
- 休みが少なくて
などと答えるのは避けましょう。
面接官からすると、「もっと条件がいい病院が見つかったら、また転職するのかな?」と感じてしまいます。
暗記した回答をそのまま話さない
面接での受け答えを準備するのはもちろんいいことですが、回答を丸暗記して答えてしまうと、面接官からぎこちなく思われてしまいます。
内容ももちろん重要ですが、面接官が知りたいのはあなたの個性や人柄です。
話し方や身振り手振り、表情など、全体を通して「この人はうちの病院で活躍してくれそうか」を判断しているので、丸暗記ではなく、あなた自身の言葉で伝えるようにしましょう。
どれだけ面接の準備を重ねても、当日の緊張で答えに詰まってしまうことがあります。
もちろん、質問をされてすぐに答える方が望ましいですが、焦って回答して面接官から矛盾を指摘されたり、思ってもないことを答えてしまうことの方がよくありません。
そんなときは、焦らずに
- 「もう一度質問をお伺いしてもよろしいでしょうか」
- 「申し訳ございません。少し考えさせていただいてもよろしいでしょうか」
などとお願いし、一呼吸おいてから回答するようにしましょう。ゆっくりでも構わないので、一生懸命伝えようとする姿勢が重要です。
面接の服装や当日マナーもチェック!
質問対策が落ち着いたら、面接当日の服装・身だしなみや、入室・退室のマナーなども確認しておきましょう。
下記の記事では、面接対策でやるべきことをまるっと解説しています。こちらを読めば面接対策はバッチリでしょう。