スクリーニング検査とは・・・
スクリーニング検査(すくりーにんぐけんさ)とは、選別試験、ふるい分け試験のことで、症状のない者やある特定疾患が懸念される集団を対象に検査を行い、目標とする疾患の罹患者や発症が予測される患者を検出するための検査である。
具体的には、新生児全員を対象として血液で内分泌疾患・代謝異常疾患を検索する新生児マススクリーニング検査、便潜血検査を用いた大腸癌スクリーニング検査、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の抗原や抗体が体内にあるかを調べる血液検査、ある悪性腫瘍に対し特異的に上昇する腫瘍マーカーを調べる血液検査、など多岐多様なスクリーニング検査が実施されている。