求人を探すときに注意したい3つのポイント

求人を探しているたくさんの人が、知らないうちに大きな誤解をして、転職活動の可能性をせばめていると言われています。看護師さんが陥りがちな誤解、それは次の3つです。

一度に応募できるのは1施設まで…という誤解

看護学校では、就職活動の際に「できるだけ複数併願しないように」と言われることが多いでしょう。ですが、それはあくまで新卒の就職活動に限ったお話です。

転職活動では、2~3施設同時に受けて、決まった中からいちばん自分に合いそうなところに入職する、というスタイルが一般的。また、内定をもらったら必ず行かなければならない、ということもなく、行く気がなければ断ることができます。

このとき、断りづらいと思う人は、紹介会社を使って転職活動を行うことをオススメします。いざというときに、紹介会社があなたの代わりに断ってくれるからです。

ホームページがキレイ=よい病院という誤解

設備が綺麗な病院はついヒイキにしてしまう気持ちはとてもわかります。ですが、ホームページが綺麗な病院=良い病院と思い込むのは、避けた方が良いかもしれません。

なぜなら、離職率が高いから、良い印象を出して人を集めようと、ホームページを作り込んでいる病院も多いからです。

見た目だけに流されず、本当にイメージ通りなのか、それとも頻繁に人が辞める職場かどうか、実際の職場をチェックした方がよいでしょう。

いろんな人に相談して、たくさん意見を聞くべき…という誤解

たくさん求人を見ていると、「あれも良い」「これも良い」となり、どれに応募すべきか、判断できなくなることがあるかもしれません。そんなときは誰かに相談するのが一番ですが、いろんな人に意見を聞くのは、かえって転職を失敗させる要因に。

意見をくれる人の中には、あなたの事情や性格をよく理解している人もいれば、そうでない人もいるでしょう。相談をするときは、相手を慎重に選び、できれば一人、多くても二人くらいに絞るようにしましょう。

何人も相談をしていると、いろんな意見に振り回されて混乱するばかりで、気持ちの整理のないままの転職になってしまいます。