ユニフォームは?必要物品は? 訪問看護師の服装とバッグの中身
自転車や車で町を回り、バッグひとつでいろんな利用者さんをケアする訪問看護師の服装・ユニフォーム、バッグの中身を見てみましょう。
目次
訪問看護師の服装は清潔感&動きやすさ&親しみやすさ
訪問看護師のユニフォームは、指定されているステーションがほとんどですが、個人で用意するケースもあります。
どちらの場合も「清潔感」「動きやすさ」「親しみやすさ」が訪問看護師の服装のポイントです。
Point!
- 清潔感:清潔な服装は看護師の基本です。
- 動きやすさ:利用者さんのケアや自転車での移動など、訪問看護師は動きやすい服装が重要です。
- 親しみやすさ:利用者さんのご自宅など「暮らしの場」になじむ雰囲気も大切です。
白衣のような「医療」のイメージが強い服装ではなく、カジュアルかつ派手すぎない、安心感を持ってもらえる服装がベストです。
訪問看護師の定番ユニフォームは「ポロシャツ&チノパン」
訪問看護師の定番の服装といえば「ポロシャツ&チノパン」。
マナーとして「襟付きのポロシャツやシャツ」とする訪問看護ステーションもありますが、最近は、デザイン性の高いスクラブタイプも人気です。
パンツは伸縮性のあるチノパンなどで、色は黒や紺、ベージュが一般的。真っ白は汚れが目立ったり、インナーが透けたりするので、避けたほうが無難です。
靴は脱ぎ履きしやすいスニーカー 靴下も注意
訪問看護師の靴は、自転車などでも移動しやすいスニーカーで。
脱ぎ履きしやすいスリッポンタイプを愛用する訪問看護師さんも多いようです。
また、利用者さんのご自宅に上がる訪問看護師は、靴下にも気を配ります。
白い靴下は汚れが目立って逆に清潔感を損なうことも…。
うっかり穴が開いていたり、擦り切れて薄くなっていたりするのにも要注意。替えの靴下を用意しておくと安心です。
自転車移動は「雨&日焼け対策」を
自転車で移動することの多い訪問看護師にとって、雨対策と日焼け対策は外せないポイントです。
【雨の日】
雨の日の自転車移動には、防水性の高いレインウェアが欠かせません。
濡れた衣服で利用者さんのご自宅を訪問するわけにはいきませんし、自身の体調管理や安全性の面からも、しっかりした雨対策が必要です。
優秀な防水素材のレインウェアは少々値が張りますが、中には「雨具手当」を支給する訪問看護ステーションもあります。
晴れの日
晴れた日の自転車移動は気持ち良いものですが、日焼け対策を忘れずに。
ハンドルを握る手の甲の「うっかり日焼け」防止には、薄手のUVカットパーカーが便利です。
訪問看護師のバッグ・持ち物
何かと持ち物が多い訪問看護師。
バッグには必要物品がもれなく、無駄なく、コンパクトに詰まっています。
訪問バッグはたっぷり入る容量
訪問看護師のバッグには、書類やケアに必要な物品がたくさん入れられる大きめの容量のものが適しています。
「訪問バッグ」などとして専用に販売されているものは、口が大きく開く、ポケットや仕切りが多く付いているといった工夫もあります。
訪問看護師のバッグの中身
訪問看護師がバッグに入れている代表的なアイテム一覧をご紹介します。
基本の持ち物・必需品
利用者さんやケア内容に応じた持ち物、あると便利な持ち物
- ワセリン
- スライディングシート
- はさみ
- 防水エプロン
- ビニール袋
- 地図
- 替えの靴下