最終更新日 2019/09/30

迷走神経

迷走神経とは・・・

迷走神経(めいそうしんけい)とは、感覚神経・運動神経の一つである。延髄から出ており、嚥下運動や声帯の運動、介後方の感覚などに関係する。神経でありながら、体内で多数枝分れして複雑な経路をとり、胸腔内から腹腔内にまで広く分布している。

 

迷走神経は、内臓(小腸、大腸や心臓、血管など)に多く分布し、体内の環境をコントロールしている。刺激すると徐脈、嘔吐などを生じる。強い痛みや精神的ショックなどが原因で、迷走神経が過剰に反応すると、心拍数血圧の低下、失神などを引き起こす(迷走神経反射)。

 

引用参考文献
1)竹村信彦.脳・神経系の構造と機能.系統看護学講座 成人看護学7 脳・神経.第13版,医学書院,2012,48-49.(ISBN9784260013697)

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