中咽頭癌とは・・・
中咽頭癌(ちゅういんとうがん)とは、中咽頭に生じるがんである。中咽頭とは、口を大きく開けた時、口の奥に見える場所で、軟口蓋~喉頭蓋上縁の部分をいう。食物や空気の通路であり、嚥下や構音の重要な働きをしている。また、咽頭の周りには多くのリンパ節がある、頸部のリンパ節に転移しやすい。
主なリスク要因
・喫煙、飲酒と強い関連がある。
・ヒトパピローマウイルス(HPV)
症状
初期症状として、飲み込むときの違和感、おさまらない咽頭痛、吐血、口を大きく開けにくい、舌を動かしにくいなどがある。
検査
触診、喉頭鏡・間接喉頭鏡、内視鏡、生検、CT、MRI、超音波など
治療
放射線療法、手術療法、化学療法
引用参考文献
1)中咽頭がん.国立がん研究センター がん情報サービス.