挿入後に胸部X線を撮るのはなぜ?|中心静脈栄養法
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『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。
今回はカテーテル挿入後に関するQ&Aです。
大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授
挿入後に胸部X線を撮るのはなぜ?
カテーテルの先端の位置を確認するためです。合併症がないことを確認するという意味もあります。
脈拍、血圧、呼吸数などをチェックし、呼吸困難などがないかどうか確認することも重要です。
鎖骨下静脈穿刺時の合併症には、気胸、内頚静脈誤挿入、動脈穿刺、空気塞栓、腕神経叢(しんけいそう)損傷、胸管損傷などがあります。
本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版