穿刺とは・・・
穿刺(せんし、puncture)とは、血液や体液、細胞などの採取のために、体外から血管、体腔内、内臓に針を刺すことである。
穿刺には、脳脊髄液を採取する腰椎穿刺1)、胸膜腔にたまった空気や、胸水や膿瘍などの液体を抜く胸腔穿刺2)、お腹にたまった腹水や膿瘍などの液体を抜く腹腔穿刺3)などがある。
穿刺で採取した血液や体液等を検査することによって、さまざまな疾患の診断を行うことができる。
引用参考文献
1)“外来特殊検査(腰椎穿刺)”. 順天堂大学医学部附属順天堂医院 脳神経内科.
2)“日本内科学会雑誌 102 巻 (2013) 5 号 手技:胸腔穿刺およびドレナージ”.J-stage.
3)“腹水治療のあたらしい選択として” 腹水治療センター.