大腸はどのような働きをしているの?
『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
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今回は「大腸の働き」に関するQ&Aです。
山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長
大腸はどのような働きをしているの?
大腸は胃腸管(消化管)の末端に位置する臓器です(図1)。
盲腸、結腸、直腸から構成され、結腸はさらに上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に区分されます。太さは5~8cm、長さは150~180cmです。
図1大腸の区分と内容物の形状
口腔から始まった食物の旅は、大腸で終わりを告げます。
消化に関して大腸が担当しているのは、水分の吸収です。小腸から移動してきた内容物の水分は大腸で吸収され、粥状(じゅくじょう)から固形になります。
食物が大腸に運ばれてくるのは、食事をしてから4~5時間後です。
※編集部注※
当記事は、2016年10月10日に公開した記事を、第2版の内容に合わせ、更新したものです。
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本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版