「同期と比べてできない…」って思った看護師は8割超!それはどんなとき?|看護師の本音アンケート

「よーい!どん!」と一緒にスタートを切ったはずの同期。

 

同じように仕事をして、同じように学んでいるはずなのに、「同期と比べて、なんだかできてない気がする…」なんて思ったことがある人はなんと8割以上…!

 

どんなときに思ってしまうのか、聞いてみました。
 

 

文/看護roo!編集部 小園知恵(看護師)

イラスト/なんちゃってなーす(看護師)
 

 

「同期と比べてできない…」って思ったことがある看護師、8割超え

「同期と比べてできない…」って思ったことはある?/ある:86%、ない:10%、その他:4%

看護roo!アンケートより

 

 

新人看護師は、何かと同期と差を感じてしまう…

同期が夜勤シャドーが始まって、焦りを感じる看護師

  • 今年の4月から働き始めた新人です。同期は先輩たちに積極的に話しかけて質問しているのに対して、私は何をしたらいいのかわからなくていつもおどおどしてしまいます。(キキちゃんさん)
  • 1年目から思った。一番感じたのは同期は夜勤のシャドー始まったのに、わたしは1か月先延ばしになったとき。(にるぱんさん)
  • 今は思いませんが、新人の頃はよく同期と比べて勝手に落ち込んでいました…。それでも大事な仲間だし、いてくれたからこそ今があると思ってます。(まーさん)
  • 自分が新人だったとき、常に同期よりできていないと思ったけど、先輩になった今、1年目同士で仕事の出来をどっちが良いか比べても、そこまで大差ないことに気づいた…。仕事できる・できないより、できないことに対してどう努力してるかが大事だと思うし、そこを評価してあげたいと思う。(福村さん)

 

同期が看護技術を自立していくたびに「やばい、私はまだ自立してない…!」とか、

 

同期のほうが1週間夜勤デビューが早いだけで「私のほうができないから遅くされちゃったのかな…」とか、

 

新人時代はとにかく小さいことでも差を感じてしまって、そのたびに自信を失う…なんてこともあります。

 

数年経ってみると「1年目のときの差なんて、あってないようなものだったなあ」と思えるのかもしれないけど、そのときは本当に焦るし落ち込むし、、、しんどいんですよね(´._.`)

 

 

資格取得、委員会活動、育成…。キャリアアップする姿を見て焦る

同期のみんなが活躍しているのを見て、焦る看護師

  • 自分が日常の業務にやっと慣れてきたころ、同期が資格を次々とっていったり、委員会活動にも積極的に参加してるのをみて、焦りました。(たかおちさん)
  • 同期が認定看護管理者とか、安全管理者になってて、私はヒラなのでうーん、と思う。(りんかさん)

 

新人時代を乗り越えて少し経つと、それぞれの「やりたいこと」を見つけてちょっとずつステップアップしていく人も多いようです。

 

同じように歩いてきたと思っていたけど、いつの間にか同期たちは先に進んでて、ちょっと置いていかれているような気になっちゃうことも><

 

みんな色々考えてるんだなあ( ´・ᵕ・ )
  

 

バックグラウンドの違いによる「差」を感じちゃうことも

経験者だから当たり前だけど、自分よりできている同期を見て焦る看護師

  • 同期とはいえ経験者多数で、ピカピカの新人だった私は肩身が狭い反面、丁寧に指導していただけました。(ましまろさん)
  • 同期が准看経験者だったので、サーフローとかが全くうまくできない自分と比較して落ち込んだ。(かれんさん)
  • 専門学校を卒業した年下の同期たちの方が、大卒で年上の自分より飲み込み早くて優秀だったから、内心すごく落ち込んでいた。今となってはそれもいい思い出。(ぎゃあああさん)

 

同期ではあるものの、もともと現場経験がある人もいたり、学生時代の実習での経験が異なったりと、これまで歩んできた道が違うからこその「差」を感じる人も。

 

でも、いろんなタイプの人がいると、たくさん意見交換もできて、学びもたくさんあるということでもあります!(*ˊᵕˋ*)੭

 

「差」ではなく「個性」として見れるようになれたら、また一歩進んでいけそう!

 

 

以前は感じていたけど…気にならなくなった!

「仕事は早ければいいわけじゃない」って先輩に言われて、涙ぐむ看護師

  • 要領の良い同期と、要領の悪い私…。でも、先輩から「仕事が早いから良いわけじゃない」と言われた。私の長所を認めてもらえるようなことも言ってもらえた気がしますが、内容は忘れました(笑)(ジロ助さん)
  • 1年目は、何をしてても自分だけができていないと思っていたけど、ある時、患者さんに「あなたが1番いいわ」と言われた時から、周りを気にすることがなくなった。自分のペースでこなしていけばいいと思えるようになった。(はるさん)

 

どうしても「自分はできない…」と思ってしまっていたけど、先輩や患者さんに声をかけてもらったことがきっかけで、気にならなくなったという声もありました!

 

ちゃんと努力していれば、必ずだれかがその姿を見てくれているんですね…|•'-'•)و✧

 

誰かに認めてもらうことも大事だけど、頑張っていることを「自分で認めてあげる」のも大事。  

 

いま、「なかなかできない…」と思っていても、絶対に少しずつ進んでいるはず!

 

 

みんな違って、みんないい♪

自分のペースでレベルアップ!みんなすてき

  • 結局、その人その人のペースで成長することが大事。周りを気にしても意味ないと、レベルが上がると気付きます。(おかゆさん)
  • 比べるなんてナンセンス。自分磨きは怠らない。内面も外見も。(えみさん)
  • そもそも比べる必要ある?それぞれ得意・不得意分野あると思います。自分のペースで成長できれば良いと思います。(朔夜さん)

 

そもそも、同期といっても、全く別の人間。

 

それぞれの業務が進むペースに差が出たり、できること・できないことがあったりもするけど、

 

だからこそ、いろんな視点で看護ができるし、チームとして進んでいけるんですよね。

 

そして、「差」を感じることは悪いことではなく、成長のためのプロセス!

 

得意・不得意があっても、それを認めて補い合うことで、またひとつステップを上がっていけるはずです( ・ᴗ・ )⚐⚑

 

 

編集/看護roo!編集部 坂本朝子(@st_kangoroo

 

 

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