あなたの周りにはいる?「気分にムラがある」「人によって態度を変える」嫌な上司|看護師の本音アンケート

「気分にムラがある」「人によって態度が変わる」…。

こんな上司が怒りを買っていると、看護roo!のアンケートで明らかになりました。

あなたの上司はどんな人?

みんなの怒りを1位から5位までみていきましょう。

【ライター:白石弓夏(看護師)】

 

上司に怒りを感じるのはどんなとき?

「上司に怒りを感じるのはどんなとき?」アンケート結果を5位まで紹介するイラスト。1位は「人によって態度を変える」。2位は「気分にムラがある」。3位は「理不尽に怒られる」。4位は「自分のことは棚上げで指導してくる」。5位は「日によって言うことが変わる」。

看護roo!アンケート「上司に怒りを感じるのはどんなとき?

 

 

1位 人によって態度を変える

私には「アンタはダメっ!」と怒ったにも関わらず、同じミスをした別の看護師には、「いいのよ。頑張って。」と優しく応える師長のイラスト。

 

  • お局に媚びへつらってまわりを見てくれない。(ちーさんさん)
  • 自分より上の人には言わないのに下にだけいろいろ言ってくる。(抹茶さん)
  • 自分が評価されることが大事。スタッフを公の場で贔屓する。(みいちゃんさん)

 

目上の人には媚びを売り、下の人には厳しく当たる…。

得票数の多さから看護の現場ではよくみられる光景だとわかります。

 

こういう上司は、立場が下の人に冷たくあたるだけではありません。

自分にとって都合の良いお気に入りをえこひいきすることもあるように思います。

 

自分が評価されることしか考えていない上司には、心底うんざりしますよね。

 

 

2位 気分にムラがある

さっきまで機嫌が良かったのに、今は不機嫌そうにデスクに向かう先輩看護師と声をかけづらそうな後輩看護師のイラスト。

 

  • 日によって気分のムラがあり、何か伝えるのも皆、顔色を伺っている。 (あいさん)
  • 機嫌が悪いときはいつもと同じ事をしても怒られる。(sa_yaさん)

 

気分にムラがある人。

付き合いづらいですよね。

 

部下は、自分から上司に話しかけなきゃいけないのに、機嫌が悪そうだから後回し。

そうすると、「なんで報告しないの!」と怒られる…。

 

「いやいや!話しかけるなオーラ出てたじゃないですか!」とは口が裂けても言えません。

 

結局こういう「ムラッ気」がある人は、誰からも指摘してもらえず、野放しになっているのではないでしょうか。

 

 

3位 理不尽に怒られる

誰のミスかを決めつけて、理不尽に怒る先輩看護師と『私じゃないのに…』と嘆く後輩看護師のイラスト。

 

  • あきらかに八つ当たりの時がある。(yukiさん)
  • 師長に攻撃対象にされたが、中学生のいじめっ子のようだっだ。(はなさん)

 

私が以前勤めていた病院には、事実関係をよく確認しないでキツくお説教をする上司がいました。

上司の勘違いで怒られたことや、他人のミスを押しつけられたこともあります。

 

理不尽に怒られる経験は、大きなストレスになります。

抱え込むと心身の調子を崩すこともあるので「おかしい」と思ったら、我慢しすぎず信頼できる先輩や同期に相談してほしいです。

 

 

4位 自分のことは棚上げで指導してくる

自分のことは棚上げで後輩を指導する先輩看護師のイラスト。

 

  • 自分に甘く、人には厳しい。そのうえ、打たれ弱く、自分の間違いを認めず正当化する人がいる 。(くりさん)
  • 自分もできてないのに言ってくる!(抹茶さん)

 

いますよね~粗探しが好きな看護師。

そういう人ほど、自分には甘い印象があります。

 

ちょっとしたことをすかさず指摘して「しっかりしてよ!」と、わざわざおせっかいを焼く…。

“特大ブーメラン”にして、そっくりそのままお返ししたい場面が山ほどあります。

 

自分のことは、どれだけできる看護師だと思っているのでしょうか。

一度聞いてみたいものです。

 

 

5位 日によって言うことが変わる

「なんでこんなに文章が短いの?もっと詳しく書きなさいよ!」と看護師を指導する師長と『この前長過ぎるって言ったのに!』と日によって言うことが変わる師長に内心文句をいう看護師のイラスト。

 

  • 毎回言うことが変わる。昨日指摘されたところを今日治したら「昨日のままでいい」など。(えんやさん)
  • アドバイスもらって作ったのに、日にち経ったら、違うアドバイス。時間返して。(カズさん)

 

日によって言うことが変わる…。

こんな上司の下で働くと、上司の指示に振り回されてしまいます。

 

厄介なのは、この原因が「上司だから何か言わなきゃ」と焦る気持ちにある場合。

「常に指摘することが指導」だと勘違いしている場合です。

 

また、「承認を出したくない意地悪な気持ち」が垣間見えるときも厄介です。

自分から「これでいいわよ」と承認したり褒めたりできない未熟な指導者の場合がコレです。

 

***

 

看護師として経験年数を重ね、注意される機会が減ると、自分を客観的にみられなくなってしまうのでしょうか。

上司とはいえ、同じ人間であり看護師なので、共に成長していく気持ちがある人と一緒に働きたいものです。

【ライター:白石弓夏(看護師)】

【イラスト:オゼキイサム(HP)】

 

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