密かに感動・・・医師が語る「忙しいときにありがたい看護師の気づかい」

医師から看護師へ伝えたいこと【5】

仕事がやりやすくなる、看護師からの気づかいエピソード

 

密かに感動・・・医師が語る「忙しいときにありがたい看護師の気づかい」

 

仕事をやりやすくしてくれる、嬉しいサポート

職業柄、自分の専門外来や病棟の診察はだいたい決まった内容になります。そこで付いてくれている看護師が自分のすることを、ある程度覚えてくれていて、事前に患者さんから情報を取得してくれているととても嬉しいです。

病院では誰もが忙しく働いています。医師ももちろんそうで、仕事量がとても多いので、少しでも効率的に仕事を処理できるようにサポートしてくれる看護師がいると助かります。

 

具体的には

  • ・初診前に関連しそうなバイタルを予め測定してくれている。

(逆に「頭痛がする」という患者さんに対して、血圧が測定されていなければ、とてもがっかりします)

 

  • ・外来診察前に、糖尿病でSMBG(血糖自己測定)している患者さんから、事前問診として複写式の血糖手帳を切り取って外来カルテに貼付したり、スキャンしておいてくれる。

(診察のスピードが速くなりとても助かります)

 

  • ・病棟診察も医師によってパターンが決まっているので、そのパターンを見つけて指示受けのタイミングや質問を、ある程度まとめておいてくれる。

 

休息時間の、ちょっとした気づかい

月並みではありますが、お菓子などの差し入れは、時にコミュニケーションの潤滑油になります。飴玉1つだけでも、嬉しいものです。(それが当直の時だと、尚更嬉しいです)

当直明けの天気予報についても、小耳程度に報告してくれると助かります。医師も”人”ですので、仕事のみのために生きているわけではありません。休息時間の何気ない一コマが、意外と重要だったりするものです。

 

やる気が湧く、患者さんの話

第三者を介して、御礼や褒め言葉を言われると嬉しいものです。

看護師から、「患者の○○さんは、先生に対して、とても感謝しながら退院されていきましたよ」や「△△さんは、先生がとても熱心に話を聞いてくれる事が嬉しいと、私に話してくれます」といった話を聞くと、忙しい時でも、もっと仕事を頑張ろうと、やる気が湧きます。

 

忙しい時、疲れている時には考え方も悪い方向に一方的に偏ってしまいがちです。看護師のそういった気づかいの一言で医師の気持ちだけでなく、職場全体の空気も良くしてくれると、仕事がとてもやりやすくなります。

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