体温計とは・・・
体温計(たいおんけい、fever thermometer)とは、体温を測定するための器具のことである。体温計の種類には、電子体温計や耳式体温計があり、近年は電子体温計が広く用いられている1)。
測定部位は腋窩が一般的である。新生児や幼児、低体温児などには直腸温が使用されることもある。直腸温の測定時間は一般に約3~5分で、腋窩温より約0.5~0.8℃高く表示される。小児の発熱は、直腸温で約38℃以上である。体温は一定の範囲内で変動し(直腸温で36.4~37.5℃)、夕方に最も高く、朝に最も低くなる。
引用参考文献
1)江口正信編著.“体温測定の意義と注意点は?”.看護roo!.
2)永井良三ほか.看護大辞典.第6版,メヂカルフレンド社,2013,1365(ISBN9784839214784)