チャイルドシートとは・・・
チャイルドシート(ちゃいるどしーと)とは乗用車に備え付けられたシートベルトを安全に使用できない乳幼児を安全に自動車に乗せるための装備である。
首が座っていない乳児用から学童期の子供用まで形はさまざまであり、体重や身長に応じてしっかり身体が固定できる装置を使用する必要がある。
新生児~乳児(体重10kg未満、身長70cm以下が目安)のタイプをベビーシート、乳児~幼児(体重20kg未満、身長100cm以下が目安)のタイプをチャイルドシート、幼児~学童(体重15kg以上、身長135cm以下が目安)をジュニアシートと呼ぶ。
2000年4月1日に施行された改正道路交通法により6歳未満の乳幼児にはチャイルドシートの着用が義務付けられた。法令が施行される以前は6歳以下のチャイルドシート着用率は50%程度にとどまっていたが、法令施行後の着用率は増加傾向にある。しかし、緩み等なく正しくつけられていない場合もあり、交通外傷による乳幼児の死亡数は年々増加している。着用の際は固定がしっかりされるように正しく着用する必要がある。