最終更新日 2018/03/02

身長

身長とは・・・

身長(しんちょう、body height)とは、人間が直立したときの地面から頭頂までの高さのことである。

 

身長の大まかな目安として、新生児の身長は約50cmであり、1歳で1.5倍の75cm、4歳で2倍の100cm、12歳で3倍の150cmとされている。女児の方が男児よりも第二次性徴が2年程度早いため、10~12歳では男子よりも女子の方が身長は高くなる。

 

身長が同性・同年齢の-2標準偏差(SD; standard deviation)以下であることを低身長と定義しており、簡便に低身長を判断するためには成長曲線が有用である。低身長は病気が原因のものと、そうでないものに分けられ、前者の代表が「成長ホルモン分泌不全性低身長症」であり、後者の代表が「特発性低身長症」である。

 

図1乳幼児(男子)身体発育曲線(身長)

0歳~6歳の乳幼児(男子)の身長に関する身体発育曲線の図。

 

図2乳幼児(女子)身体発育曲線(身長)

0歳~6歳の乳幼児(女子)の身長に関する身体発育曲線の図。

【参考】 厚生労働省ホームページ「平成22年 乳幼児身体発育調査」

執筆: 佐々木 朗

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター小児救急フェロー

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