体重とは・・・
体重(たいじゅう、body weight、weighing)とは、体の重さのことである。
出生児の体重は約3kgで女児は男児と比べてやや軽量である。出生後、一時的に体重が減少するが、7~10日で出生体重に戻る(生理的体重減少)。生理的体重減少は4~5%前後であり、10%を上回ることはないとされている。乳幼児期の体重増加の目安として、生後4カ月で出生児の2倍、生後1年で3倍、生後3年で4倍、生後5年で5倍とされている。ただし、個人差があることには留意する必要がある。
体重は発生した要因によって短期間で大きく変動し、個々の乳幼児の体重増加量が極端に異なる場合には、疾病の存在、栄養摂取量の過剰・不足、栄養法の誤りの可能性があり、原因の検索が必要となる。
図1乳幼児(男子)身体発育曲線(体重)
図2乳幼児(女子)身体発育曲線(体重)
【参考】 厚生労働省ホームページ「平成22年 乳幼児身体発育調査」