最終更新日 2019/09/02

炎症性サイトカイン

炎症性サイトカインとは・・・

炎症性サイトカイン(えんしょうせいさいとかいん、proinflammatory cytokine)とは、炎症反応を促進する働きを持つサイトカインのことである。免疫に関与し、細菌やウイルスが体に侵入した際に、それらを撃退して体を守る重要な働きをする。血管内皮、マクロファージリンパ球などさまざまな細胞から産生され、疼痛や腫脹、発熱など、全身性あるいは局所的な炎症反応の原因となる。

 

炎症性サイトカインの種類には、腫瘍壊死因子(TNF)、インターロイキン(IL)-1、IL-6、IL-8、ケモカインなどがある1)

 

引用参考文献
1)伊藤正男ほか編.医学大辞典,第2版,医学書院,2010,3560p.(ISBN9784260005821)
 

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