最終更新日 2019/09/30

アジアかぜ

アジアかぜとは・・・

アジアかぜ(あじあかぜ)とは、1957年に香港から始まり、東南アジア、日本、オーストラリア、北米へ世界的に大流行した(パンデミックインフルエンザである。ウイルスはA型H2N2亜型。世界で約200万人以上が死亡し、日本でも約300万人が感染、5,700人の死者が出た。発生は中国南西部だといわれている。

 

インフルエンザのパンデミックは、インフルエンザウイルスの構造が変化して新型ウイルスが発生したことによるもので、多くの人が、新型に対する免疫を持たないために感染が拡大する。また、通常のシーズン(日本では冬~春)にかかわらず流行するのが特徴である。

 

引用参考文献
1)インフルエンザの流行と歴史.インフルエンザ情報サービス.中外製薬
2)過去におこったインフルエンザ・パンデミックにはどのようなものがありますか?.感染症情報センター.国立感染症研究所.

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