小児の穿刺の特徴
『新訂第2版 写真でわかる小児看護技術 アドバンス』(インターメディカ)より転載。一部改変。
今回は小児の穿刺の特徴について解説します。
風間 敏子
元 難病子ども支援全国ネットワーク電話相談室
小児の穿刺の特徴
- 穿刺は、疼痛を伴う侵襲の大きい検査であるため、不安や恐怖心を最小限にする必要がある。
- 穿刺をスムーズに実施するためには、患児の固定が最も重要である。
- 局所麻酔や鎮静薬を使用する場合があるため、アレルギーの有無など、既往歴も確認しておく必要がある。
- 実施前に酸素、心拍・呼吸モニター、パルスオキシメーター、吸引の準備をしておく必要がある。
- 穿刺後は一定の時間、安静を保持して注意深く観察する。
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穿刺の種類
穿刺の種類は図1のように分類される。
図1 穿刺の種類
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本連載は株式会社インターメディカの提供により掲載しています。
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[出典] 『新訂第2版 写真でわかる小児看護技術 アドバンス』 監修 山元恵子/編著 佐々木祥子/2022年7月刊行/ インターメディカ