嗅覚がだめでも美味しく感じられる工夫とは?現役看護師の知恵いろいろ
嗅覚障害のある患者さんの食事について、工夫できることはないか?
看護師専用掲示板・ナースカタリーナで話し合われていたのは、“脳血管障害で嗅覚障害を患って受け入れは出来ているが、もう少しゴハンが美味しくならないかな~と話している患者さん”に対する対応について。
寄せられたさまざまな提案をご紹介しましょう。
このメニューや工夫なら美味しく感じるかも?!
コメントでは、嗅覚障害でもこんなメニューなら美味しく食べてもらえそうだという、いくつかの提案がされていました。
“せめて、歯ごたえやツルツル感を楽しめる食事かなあ。季節感出して冷や素麺とか?硝子や桐の器で。”
“かき氷なんかはよいかと思う。でもジャリってるのじゃなくて、カンナ式で削った昔のふんわりホロホロのかき氷。”
“彩りとか器とか箸に凝るとか。あとテーブルクロスとか。”
「美味しさ」を感じるのは味覚だけではない!
中でも、美味しさを感じるのを味覚だけに限定せず、全身の感覚すべてを使って感じてもらえるようにするというアイデアも出ていました。
“嗅覚障害があるなら、他の方法で楽しむしかないよね。味覚、聴覚、視覚、触覚…他にあるかなぁ??”
“視覚にですかね…。声かけして味を伝えるとか。”
“その患者さん、虫歯はありませんか?歯が悪いと美味しく感じません。義歯は合っていますか?そういうことも大事です。口腔ケアもね。”
“舌触り、歯でかんだときの心地よさ。そしてもちろん、味覚。食べているときの味からも美味しさは感じられます。
それから忘れてはいけないのが、食事のときの会話です。楽しい話をしながら食べると、美味しく感じませんか。そして、心地よい音楽もね。”
さすが現役看護師さんたち。次々と良いアイデアが挙がってきていました! 患者さんに食べる楽しさを存分に感じてもらいたいという伝わってくるトピックです。
あなたはどんな工夫をしていますか?ぜひコメントに参加してみてください。
(参考トピック)