適応(獲得)免疫にはどのようなものがあるの?

『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。

 

今回は適応免疫(獲得免疫)について説明します。

 

山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長

 

適応(獲得)免疫にはどのようなものがあるの?

適応(獲得)免疫には、液性免疫と細胞性免疫の2種類があります。

 

液性免疫(えきせいめんえき)とは、抗原に対抗する抗体が関与する免疫系(システム)で、抗体は体液中に溶けています。

 

一方、細胞性免疫(さいぼうせいめんえき)は細胞傷害性T細胞という免疫細胞が関与する免疫システムです。

 

液性免疫の主役になるのはリンパ球のB細胞で、細胞性免疫の主役になるのはリンパ球のT細胞です。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版

SNSシェア

看護ケアトップへ