あの頃の私(1)~新人さんに捧げる長編|マンガ・ぴんとこなーす【33】

ナスさんが語る『あの頃の私』。
今日もくちびるを噛み締めて頑張っている、新人のアナタに捧げます!

休憩室とかカンファレンス室には時々なく新人が出る。ナスさんが来たことに気づくと、必死に奥を向いて涙をひっこめます。ナスさんも経験したことがあるのか訳知り顔で「赤くなるからこするなよー」といいつつ、内心では今度ご飯連れてってやろと思うのでした。『時にはほっといてほしい時もある』

あの頃の私(1)~新人さんに捧げる長編

新人看護師にとって先輩というのは時として神様のような存在であり、職人のような側面がある看護師にとって、先輩の背中は見て育つものなのです。ナースの教育法としてプリセプター制度とかパートナーシップとか、要するに新人のことを把握する先輩と二人一組で行動するのがスタンダードです。ナスさんが一年目の頃はとにかく縦社会を徹底されました。「故に自分は犬くらいに思っていれば楽ー!」とはナスさん談。それだけに先輩はなんでもできるスーパーマンに見えてとても憧れました。

1年目の頃はとにかく先輩について歩いて、何をしているのか、どうやって動いているのか、見るものすべてを学びます。1年目ナスさん、ついていこうとするも先輩の足がはやい!最初はついていくことの困難。

 

毎日受け持ちの先輩がいる訳ではないので、違う先輩につくことももちろんあります。ナスさんがきちんと挨拶しても、そっけない先輩も。中には新人嫌いって人もいますとも

ただ指示系統が統一されていないと、ダブルバインドが結構しょっちゅうあって戸惑います(本来絶対やってはいけないこと)。例えば、フォローではない先輩から「ナスさん先生からオーダー飛んできてるからこういうのは優先して処理してね」と言われたのに、別のときに「そんなの先にやることじゃないでしょ!優先順位考えてください!」と怒られてしまったり。ただ謝るしかできません。

次回(明日公開)に続きます!

 


【著者プロフィール】

ぷろぺら(@puropera44

現役で病棟看護師やってます
ぴんとこなーすをどうぞよろしくお願いします!

Twitter[https://twitter.com/puropera44

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