看護師向けの手書き・PC用テンプレートも 履歴書の送付状(添え状)の書き方
履歴書を郵送するとき、添え状(送付状)も同封することで、きちんとした印象を持ってもらえます。書き方について、わかりやすくまとめました。
目次
履歴書の添え状(送付状)|手書き見本
添え状(送付状)の書き方ポイント7つ
1宛名は正式名称で書く
履歴書の添え状(送付状)の冒頭には、送り先の宛名を正確に記載しましょう。
「法人名」「病院名」「部署名」「役職」「担当者のフルネーム」を省略せずに書きます。
※送り先の相手の名前がわからない場合には、「採用ご担当者様」とすればOKです。
2「拝啓」で始まり「敬具」で終わる
添え状の本文は「拝啓」で書き始め、「敬具」で書き終えます。
3時候の挨拶を入れる
履歴書を送る季節に合わせて、時候の挨拶をいれましょう。
<時候の挨拶>
1月:初春の候/2月:立春の候
3月:早春の候/4月:陽春の候
5月:新緑の候/6月:初夏の候
7月:盛夏の候/8月:晩夏の候
9月:初秋の候/10月:紅葉の候
11月:晩秋の候/12月:初冬の候
4「何のためのどういった書類が同封されているか」を簡潔に書く
添え状には、
- 何のために書類を送るのか
- 封筒にはどんな書類が入っているのか
といった内容を簡潔に書きます。
たいてい「履歴書」「職務経歴書」を同封することが多いものの、もし他にも提出を求められた書類があれば、必ずヌケモレのないように記載しましょう。
※新卒(看護学生)場合は、履歴書以外に「成績証明書」や「卒業見込み証明書」を求められることがあります。
5最後には日付と自分の名前
履歴書に添付する添え状の最後には、日付(履歴書をポストに投函する日)を漢数字・和暦で書き、左端に自分の名前を記載します。
※新卒の場合は、学校名と学年を名前の前に入れましょう。(例:◯◯看護学校三年 看護るう)
6白い無地の便箋を選ぶ
履歴書の添え状は、白い無地の便箋に黒いボールペンを使って縦書きで書きましょう。
もし書き間違えてしまっても、修正テープなどで修正するのはNGです。必ず新しい便箋に書き直します。
※パソコンで作成する場合はA4の用紙で、1枚に収まるように作成します。
7書類はまとめてクリアファイルに入れる
添え状や履歴書を封筒に入れる際は、すべての書類を透明のクリアファイルに入れましょう。
順番としては、
(1)添え状(送付状)
(2)履歴書
(3)職務経歴書
(4)その他の応募書類
の順で、添え状が一番上になるように入れます。
履歴書に同封する添え状は、手書きでもパソコンで作成してもどちらでもかまいません。
添え状には基本的に「封筒に何が入っているのか」を相手に正しく伝えるためのものです。これによって、合否が左右されることはありません。
ただし、どちらで作成するべきか迷っている場合には、手書きで作成するとよいでしょう。受け取った人に丁寧な印象を持ってもらえることもあります。
こんなときどうする?添え状(送付状)に関するQ&A
合否に影響はありません!
履歴書を送るときに添え状を同封し忘れてしまったとしても合否に影響はありませんので、安心してください。
また、添え状はあくまで応募書類に添えるものなので、後から添え状のみを郵送する必要もありません。
必要ありません!
履歴書に添付する添え状に志望動機・自己PRを書く必要はありません。
添え状は封筒の内容物を相手に正しく伝えるためのものです。志望動機や自己PRは履歴書、もしくは面接で詳しく伝えるようにしましょう。
必要ありません!
履歴書を面接時に手渡しする場合、添え状は必要ありません。
添え状は書類を手渡しで渡せないときに、受け取った人が中身を把握しやすくするためのものです。郵送で送るときにだけ必要になります。
なお、看護roo!にはスマホやPCで完結できる履歴書作成機能があります。これから履歴書を作成する方は、ぜひ活用してみてください。