骨接合術とは・・・
骨接合術(こつせつごうじゅつ、osteosynthesis)とは、骨折における手術療法の一つである。観血的整復固定術(open reduction and internal fixation;ORIF)ともいう。骨折部位を金属などの器具で固定し、骨をくっつける手術療法(創外固定法、髄内釘固定法、プレート固定法など)の総称として用いられる言葉である。
骨接合術は、骨折部位や状態によってプレート、スクリュー、ピン、髄内釘、銅線、創外固定器などの固定材が使い分けられる。骨折部位が骨融合したあとは、これらの固定剤は摘出されることが多い。
引用参考文献
1)渡部欣忍.“大腿骨頚部骨折と大腿骨転子部骨折 ~高齢者の脚の付け根の骨折~” .日本骨折治療学会.
2)伊藤正男ほか編.医学書院 医学大辞典.第2版,医学書院,2009,3538p.(ISBN9784260005821)
3)医療情報科学研究所編.病気がみえるvol.11 運動器・整形外科.メディックメディア,2017,500p.(ISBN9784896326321)