対光反射とは・・・
対光反射(たいこうはんしゃ)とは、瞳孔反射の一つで、瞳孔に光刺激を与えると瞳孔が小さくなる反応を指す。光をあてた側の瞳孔反射を直接対光反射、反対側の瞳孔反射を間接瞳孔反射という。障害されると、反射の減退や消失を伴う。
対光反射は、中枢神経機能の指標として、意識障害や心肺停止を起こしたときに確認される。瞳孔散大、対光反射の消失は死亡判定の条件である。
引用参考文献
1)竹村信彦.症状とその病態生理.系統看護学講座 成人看護学7 脳・神経.第13版,医学書院,2012,87-88.(ISBN9784260013697)