スワンガンツカテーテルとは・・・
スワンガンツカテーテル(すわんがんつかてーてる)とは、肺動脈カテーテルのことである。エドワーズライフサイエンス社の商品名から、Swan-Ganz(スワン-ガンツ)カテーテルと呼ばれることが多い。
カテーテルの先端にバルーンが付いた、バルーンカテーテルの一つで、心機能の測定に使われる医療機器、検査方法である。
静脈(大腿静脈、上腕静脈、鎖骨下静脈、内頚静脈)に針を刺し、そこからカテーテルを挿入、先端の圧を測定する。検査項目は以下の3点。
■心内圧の測定
■心拍出量(Cardiac Output: CO) の測定
■酸素飽和度の測定
スワンガンツカテーテルは重度の心筋梗塞後や心肺停止蘇生後など、特に重篤な患者に用いられる。
略してガンツと呼ばれることもある。