スピッツとは・・・
スピッツ(すぴっつ)とは、血液検査や尿検査などで、採った血液や尿を入れる試験管である。管の先が細くなっている形状のものが多い。採った血液や尿は、スピッツのまま遠心分離器などにかけて検査される。
スピッツには様々な種類があり、例えば血液用であっても、採血された血液の凝固を避けるため、あらかじめ抗凝固剤が入っているスピッツや、解糖による検査前の
血糖値の変化を避けるため、解糖阻止剤の入っているスピッツなどがある。
そのほかにも、常温用・冷蔵用・凍結用など多様なスピッツがあり、検査項目に分けて使い分ける。