急性胃粘膜病変とは・・・
急性胃粘膜病変(きゅうせいいねんまくびょうへん、acute gastric mucosal lesion;AGML)とは、突然の上腹部痛や吐血あるいは下血を発症する、急性潰瘍、びらん、急性胃炎など、胃や十二指腸の出血性の病気を総称したものである。
病気の性格や治療法などが類似しているため、ほとんどの場合、急性胃粘膜病変として一括して考えられ、治療される。
アルコール・香辛料などの多量摂取や精神的・肉体的(手術、外傷、熱傷など)ストレス、鎮痛薬や解熱薬などの薬物、そのほか、アニサキスの感染や内視鏡検査によるヘリコバクター・ピロリの感染、他の疾患の治療によるものなど、原因は多岐に渡る。
引用参考文献
1)急性胃炎、急性胃粘膜病変(AGML).おなかの健康ドットコム.オリンパス株式会社.