クリームとは・・・
クリーム(くりーむ、cream)とは、皮膚疾患の治療に使用される基剤の一つであり、水と油が混ざり合い乳化している外用剤である。軟膏に比べて皮膚から吸収されやすく、早く効果が出る。水分を含んでいるため軟膏よりもべたつかないが、その分汗によって流れやすい。
一方で刺激性があり、びらん面には適さない。また界面活性剤や添加物を多く含むため接触性皮膚炎に注意する必要がある2)。
引用参考文献
1)“Q1軟膏とクリームはどのように違うの?”.皮膚科Q&A.日本皮膚科学会.
2)佐伯 秀久ほか.外用療法の理論と実際.Visual dermatology.18(5).2019.