最終更新日 2019/03/26

介護老人保健施設

介護老人保健施設とは・・・

介護老人保健施設(かいごろうじんほけんしせつ)とは、介護保険が適用される介護施設の一種である。在宅への復帰を目指して機能回復訓練が行われる。「老健(ろうけん)」と省略されることが多い。

 

対象者

容態が安定し、入院による治療を行う必要がない、原則65歳以上で要介護1~5の人が対象となる。

 

また、40歳以上65歳以下の人でも、特定疾病に認定された場合は入所者の対象となる。特定疾病とは認知症関節リウマチ、脊柱管狭窄症、筋萎縮性側索硬化症、早老症、血管疾患、がん末期、慢性閉塞性肺疾患などである。

 

介護老人保健施設で働く職員

介護老人保健施設で働く職員は介護職員、看護職員、医師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー(支援相談員)、ケアマネジャーなど多岐にわたる。

 

介護保険法で定められている人員の配置基準は次の通り。
・看護職員および介護職員については、入所者3人に対して1人以上の配置
・医師については、入所者100人に対して1人
・薬剤師は実情に応じた適当数(300人に対して1人)

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