生体侵襲とは・・・
生体侵襲(せいたいしんしゅう)とは、生体に対して何らかの刺激を与えることで変化をもたらす外力や刺激である。手術や医療処置のように、外部から体を直接的に傷つける行為から、薬剤投与、腫瘍や炎症、中毒や感染といった内部から発生する生体変化、恐怖や不安などの精神的な因子などがある。
生体侵襲にさらされると、生体に神経内分泌や免疫機構、代謝に関する急性反応が出現し、身体内のバランスを保とうとする。
侵襲的の対義語としては、非観血的(出血をともなわない治療)と似た意味で使われる非侵襲的という言葉がある。