最終更新日 2019/09/30

BTシャント

BTシャントとは・・・

BTシャント(びーてぃーしゃんと、Blalock-Taussig shunt)とは、鎖骨下動脈と肺動脈をつなぎ、肺血流を増やすための手術である。BTシャント術とも呼ばれる。BTは、手術を考案した医師のブラロック(Blalock)とタウシグ(Taussig)の頭文字にちなんでいる。

 

BTシャントが開発された当時は、人工心肺などがなかったため、チアノーゼ性心疾患の患者が多く救われた。現在は、結合には人工血管が用いられており(modified BT)、BTシャントは、症状の緩和を目指す姑息手術として行われている。

 

引用参考文献
1)BTシャント術.東大病院 小児集中治療室PICU.

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