混合静脈血酸素飽和度とは・・・
混合静脈血酸素飽和度(こんごうじょうみゃくけつさんそほうわど)とは、混合静脈血に含まれるヘモグロビンの酸素飽和度(SvO2 )である。海抜レベルの成人の混合静脈血酸素飽和度は、約75%。
心機能・呼吸機能・末梢循環の状態を反映することから、全身の循環動態を判断する指標として用いられる。測定値が60%以下の場合では、酸素供給量の不足、または酸素消費量の増大を疑う。(ヘモグロビンの不足、呼吸および心拍出量の低下、循環不全、発熱や感染に伴う代謝亢進など)。
引用参考文献
1)酸素飽和度.日本救急医学会.