頭痛で辛いとき、するべきこと・摂るべきもの|サプリナースの救急室【19】

ちょっとしたカラダの不調を改善させて、もっと元気に毎日を過ごしたい!家事や子育て、仕事やスキルアップに・・・毎日がんばるナースに効くサプリを、“サプリナース”及川由美子さんに伝授してもらいます。


 

Vol.19 肩こり・目の疲れから来る頭痛で辛いとき、するべきこと・摂るべきもの

 

肩がこったり眼が疲れたりすると頭痛が起きます。ひどくなると吐き気すらすることも。

どうにかなりませんでしょうか。

(35歳・精神科病棟勤務)

 

肩こり・目の疲れから来る頭痛で辛いとき、するべきこと・摂るべきもの|サプリナースの救急室【19】|看護師専用Webマガジン【ステキナース研究所】

 

緊張型頭痛には「筋肉ほぐし」「血流改善」

長期間頭痛が続く慢性頭痛には、偏頭痛や緊張型頭痛群発頭痛があります。

首や肩のこり、眼精疲労、全身倦怠感などを伴うものは緊張型頭痛と呼ばれ、後頭部から頭全体が締めつけられるような痛みが毎日のように現れるのが特徴です。筋肉をほぐして疲れを取ることが改善につながりますので、マッサージやストレッチで首や肩をほぐすようにしましょう。

 

疲れや睡眠不足はストレスを増大させ気の滞り=気滞の状態を作りさらに症状を悪化させてしまうので、夜はお風呂などで一日の疲れをしっかり取り湯船に浸かり血流の改善を促しましょう。

 

血行をよくする「温め作用」のある食材・サプリ

冷えのある人は、生姜など体を温める食材を摂るようにしましょう。ネギは温め作用に加え気の滞りの改善も期待できます。

 

疲れ目にはビタミンAやビタミンB群、ビタミンCなどがおすすめです。

ビタミンAは青魚やウナギ、レバー、チーズ、人参、かぼちゃ、モロヘイヤ、トマトなどに多く含まれます。また、柑橘類に含まれるクエン酸には、肩こりの原因となる乳酸の代謝をよくする働きもあるのでお勧めです。

 

間食で甘いものをいきなり食べると細胞が糖化しやすくなるため、小腹が空いた時には血管拡張作用のあるビタミンEを含むアーモンドを数粒食べることがお勧めです。

 


【及川由美子】看護師、保健師、JNFサプリメントアドバイザー

Repas et Sante(ルパエサンテ)代表 http://www.repas-et-sante.jp/

婦人科クリニックで女性医療に携わる傍ら、生活習慣のカウンセリング及びサプリメントのコーディネートを行い、疾病予防と健康増進のために活動中。

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