こどもの日SP★お子さんと作るおかず＆お菓子 ｜料理家ナースこうよしのナースごようたしレシピ

こんにちは。現役ママナースで栄養士、Jr.野菜ソムリエのこうよしこと荒井希枝です。

 

もうすぐこどもの日ということで、お子さんと一緒に作れる手軽で楽しいレシピをご紹介します。

 

甘味のある春キャベツを使った「キャベツとひき肉のミルフィーユ」と、思い立ったらすぐに作れる「バナナとレーズンのソフトクッキー」。どちらもビニール袋1枚で下ごしらえができる、お手軽な一品です。

 

子どもの日SP 『キャベツとひき肉のミルフィーユ』＆『バナナとレーズンのソフトクッキー』

 

【1品目】

キャベツとひき肉のミルフィーユ

 

【2品目】

バナナとレーズンのソフトクッキー

 

 

下ごしらえは、材料を切ってビニール袋で混ぜるだけ！ その後、レンジで10分加熱すればOKです。

 

丸くかわいらしいミルフィーユは、作っていて楽しいレシピ。ボリューム感の割にひき肉はわずか100ｇなので、とてもヘルシーです。春キャベツが美味しい季節ですので、ぜひたくさん召し上がってください。

 

約20分

 

キャベツの葉：4～5枚

ひき肉(豚または合い挽き)：100ｇ

玉ねぎ(中)：3/4個

卵：1個

小麦粉：大さじ1

塩：ひとつまみ

ナツメグやオールスパイス：少量(なくても可)

 

＜ソースの材料＞(※なくても可)

玉ねぎ：1/4個

ビーフシチューの素：1かけら

水：150cc

エリンギ：1パック

 

(1)玉ねぎを切る

玉ねぎの3/4をみじん切りにして、残りの1/4をスライスします。スライスしたものは、ソースに使います。

 

 

(2)ひき肉だねを作る

(1)のみじん切りした玉ねぎ、ひき肉、卵、小麦粉、塩、ナツメグ(またはほかのスパイス)をビニール袋に入れます。

 

 

ビニール袋の口をしばり、全体をよく混ぜ合わせます。小さいお子さんでも混ぜるのをお手伝いできますので、一緒に楽しく作れますね。

 

(3)ミルフィーユを作る

キャベツの葉を4、5枚用意します。写真のように、茎の方を切ると葉がはがれやすいです。葉を洗い、芯が太い場合は少し削いで薄くします。

 

 

ある程度深さのあるどんぶりにキャベツを敷き、(2)で作ったひき肉だねを重ねます。

 

 

この上に、キャベツを敷いてひき肉だねを重ねて……を繰り返していきます。

 

＝ここがポイント！＝

もしキャベツが切れてしまっても、あまり気にせずに敷いていって大丈夫です。キャベツの葉がどんぶりよりも小さい場合は、複数の葉を重ねてからひき肉を入れるようにしましょう。

 

 

写真は、キャベツを4枚重ねたところです。外にはみ出したキャベツを軽く内側に折ります。

 

 

＝ここがポイント＝

キャベツは多少はみ出していても、気にしないでOKです。加熱する際にしんなりとして、自然と形づきます。

 

ラップをせずに、500Wレンジで10分加熱します。

 

(4)ソースを作る

キャベツのミルフィーユを加熱している間に、ソースを作ります。

 

エリンギを半分の長さに切り、スライスします。(1)でスライスした玉ねぎ1/4を、鍋で軽く炒めます。焦げやすい鍋の場合は、少量の油を使用してください。

 

 

玉ねぎが色づいたらエリンギを軽く炒め、水とビーフシチューの素を入れて煮ます。

 

 

(5)できあがり！

レンジの加熱が終わる頃に、ソースもちょうどよくできあがります。

 

 

写真はレンジ加熱後のどんぶりです。キャベツがはみ出ている場合は、内側に折り込んでください。加熱したどんぶりに大きめのお皿を乗せ、やけどしないように注意をしながら、どんぶりが上になるようにひっくりかえします。

 

 

どんぶりを開ける瞬間がお楽しみ！ お子さんがいらっしゃる場合は、ぜひ開けるところを見せてあげてください。盛り上がること間違いなしです。まあるいキャベツのミルフィーユ、できあがり！

 

 

(6)盛り付け

キャベツの周りに、ソースを盛り付けます。ソースを作らない場合は、ケチャップなどで食べても美味しいですよ。

 

 

ミルフィーユの中は、キャベツとひき肉が層になっています。お好きな大きさに切って召し上がってください。

 

 

 

こちらも、クッキー生地の下ごしらえはビニール袋で混ぜるだけ。冷蔵庫で生地を寝かせる必要もありません。手間も時間もかからず、お子さんと一緒に楽しく作れるしっとり系のソフトクッキーです。

 

約25分

 

バナナ：2本

レモン汁：小さじ1

バター(マーガリン可)：80ｇ

ホットケーキミックス：1袋(200ｇ入りのもの)

干しレーズン：50ｇ(なくても可)

(1)バナナとレモン汁を混ぜる

バナナとレモン汁、バターをビニール袋に入れて、手で揉んで潰します。

お子さんにお手伝いしてもらうのも楽しいですね。

 

 

=ここがポイント！=

レモン汁を入れることでバナナの色止めになり、クッキーの味のアクセントにもなります。

 

(2)生地を作る

(1)の袋にホットケーキミックスと干しレーズンを入れ、袋の口をしっかり結んでさらに混ぜます。

 

 

(3)オーブンで焼く

袋の端を1cmほどはさみで切ります。オーブンの天板の上に、直径2cmほどの大きさで生地を絞り出してください。加熱中に生地が大きくなるので、間隔を空けましょう。

 

180°に温めたオーブンで、20分焼きます。

 

 

=ここがポイント！=

絞り出したクッキー生地の形はあまり気にしなくても大丈夫です。加熱している間に円く広がります。

 

(4)焼き上がり

生地が焼き上がったら網の上などに移し、余計な水分を飛ばしてください。甘く優しいバナナの香りがするソフトクッキーのできあがりです。

 

 

1人でも楽しく作れますし、お子さんと一緒に作っても楽しめるお手軽レシピです。こどもの日にいかがでしょうか。

 

それでは、次回もお楽しみに！

 

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【荒井希枝】

育児をしながら看護学校を卒業し、病棟に勤務。看護師のほか、栄養士、Jr.野菜ソムリエの資格も保有し、テレビや雑誌などで活躍中。

・クックパッド「こうよしのキッチン」

・ブログ「ママがナースになったらしい～野菜ソムリエこうよしの簡単おいしいキッチン」