時間が経つとにおいに慣れるのはなぜ?
『からだの正常・異常ガイドブック』より転載。
今回は時間が経つとにおいになれる理由について解説します。
山田幸宏
昭和伊南総合病院健診センター長
時間が経つとにおいに慣れるのはなぜ?
部屋に入ったとたんに嫌なにおいを感じても、しばらく時間が経つと気にならなくなります。
これは、嗅神経がにおいに慣れる性質を持っているからです。これを順応といいます。
嗅神経はわずかなにおいでもキャッチできるデリケートさと、疲れやすさを併せ持った神経です。
本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護のためのからだの正常・異常ガイドブック』 (監修)山田幸宏/2016年2月刊行/ サイオ出版