テレビやラジオなどをつけるのはなぜ?|床上排泄
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『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。
今回は床上排泄での注意点に関するQ&Aです。
大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授
床上排泄の際、テレビやラジオなどをつけるのはなぜ?
ベッド上での排泄は、患者にとっては心身ともに多大な負担になります。羞恥心をあまり感じることなく、気兼ねなしに、安楽な方法で排泄できるようにするための工夫の1つが、テレビやラジオの音です。
こうした人工的な音により、排泄に伴う音をある程度紛らせることができます。
なお、排便前に準備をして退室する際には、排便が終わったことをすぐに知らせることができるようにナースコールを患者の手元に置いておくことが大切です。
本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版