入浴時間を15分くらいに収めるのはなぜ?|入浴援助
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『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。
今回は入浴援助の時間に関するQ&Aです。
大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授
入浴時間を15分くらいに収めるのはなぜ?
短時間で入浴をすませるのは、患者のエネルギーの消耗や疲労を少なくし、入浴効果を上げるためです。
入浴は、健康な人のバイタルサインも大きく変化させます。患者の場合はさらに、入浴のバイタルサインなどへの影響をしっかり考慮する必要があります。
入浴効果を上げるためには、湯ぶねに入る時間は5分程度ですませることが望ましいでしょう。
循環器系の疾患がある場合には、特に注意が必要です。
本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。
[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版