2018/09/21 のクイズ

新生児GBS感染症についての説明で、正しいものは以下のうちどれでしょうか?
  1. 1. 妊婦のGBS保菌が陰性であっても、前児がGBS感染症であれば、分娩中に抗菌薬を投与する。
  2. 2. GBS保菌妊婦の分娩中に投与するのは、マクロライド系抗菌薬である。
  3. 3. 新生児GBS感染症は、出生当日に発症することはない。
  4. 4. 早発型GBS感染症は、遅発型GBS感染症よりも後遺症率が高い。

挑戦者3227人 正解率33%

1. 妊婦のGBS保菌が陰性であっても、前児がGBS感染症であれば、分娩中に抗菌薬を投与する。
正解

前児がGBS感染症の場合の妊婦の出産は、たとえ、妊婦本人がGBS保菌陰性であっても、新生児早発型GBS感染症のハイリスク群として扱われます。そのため、分娩の4時間以上前、あるいは前期破水後に、ペニシリン系などの抗菌薬を投与することが推奨されています1)

2. GBS保菌妊婦の分娩中に投与するのは、マクロライド系抗菌薬である。
不正解

GBS保菌妊婦の分娩中に投与する抗菌薬は、ペニシリン系抗菌薬です。

3. 新生児GBS感染症は、出生当日に発症することはない。
不正解

新生児GBS感染症の約63%が出生当日に発症したという報告があります1)

4. 早発型GBS感染症は、遅発型GBS感染症よりも後遺症率が高い。
不正解

後遺症率が高いのは、髄膜炎の割合が高い遅発型GBS感染症の方が高いことが報告されています1)

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