状況設定問題(186問) 高齢者に特有な症候・疾患・障害と看護

第107回 午前116問

次の文を読み問題2に答えよ。
Aさん(82歳、男性)。妻との2人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準はランクJ。Aさんは瘙痒感のために皮膚科を受診し、老人性皮膚瘙痒症と診断され、抗ヒスタミン内服薬が処方された。身長165cm、体重55kg。Aさんの趣味は散歩で、毎日1km程度を歩いている。

問題2
Aさんは「食べにくくてあまり食事が摂れていない。階段の昇り降りをしたり、10分以上歩いたりすると疲れてしまい、あまり外に出なくなった」と言う。体重は1か月間で2kg減少していた。他に自覚症状はなく、血液検査の結果は、血清蛋白の低下の他に異常はなかった。

このときのAさんに出現している現象として最も考えられるのはどれか。
  • 1. 脱 水
  • 2. 筋肉量の減少
  • 3. 胃酸の分泌増加
  • 4. 関節可動域〈ROM〉の制限
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人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

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老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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