状況設定問題(144問) 症状・疾患・治療に応じた地域・在宅看護

第100回 午前93問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん(70歳、男性)は、65歳の妻と2人で暮らしている。Aさんは67歳のときに安静時に振戦が現れ、パーキンソン病と診断された。ヤールの重症度分類ステージⅢで、要介護3である。Aさんの症状として、仮面様顔貌、小刻み歩行および前傾姿勢がある。歩行練習を行っており、排泄は時間はかかるが自分でできている。Aさんの長男夫婦は車で1時間のところに住んでおり、週末に様子を見にきている。Aさんは訪問看護を2週間に1回利用している。

問題3
妻は「今後もできる限り自宅で介護したいが、病状が進行してどんどん動けなくなってきて不安です。機能訓練すれば動けるようになるかしら」と話した。

妻の不安を緩和するための訪問看護師の行動で適切なのはどれか。
  • 1. 長男夫婦に平日の機能訓練を依頼する。
  • 2. サービス担当者会議の開催を提案する。
  • 3. もう少しがんばって介護するように妻を励ます。
  • 4. 訪問リハビリテーションの適応ではないと話す。
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