状況設定問題(144問) 症状・疾患・治療に応じた地域・在宅看護

第100回 午前92問

次の文を読み問題2に答えよ。
Aさん(70歳、男性)は、65歳の妻と2人で暮らしている。Aさんは67歳のときに安静時に振戦が現れ、パーキンソン病と診断された。ヤールの重症度分類ステージⅢで、要介護3である。Aさんの症状として、仮面様顔貌、小刻み歩行および前傾姿勢がある。歩行練習を行っており、排泄は時間はかかるが自分でできている。Aさんの長男夫婦は車で1時間のところに住んでおり、週末に様子を見にきている。Aさんは訪問看護を2週間に1回利用している。

問題2
Aさんは、ドパミン受容体刺激薬とレボドパ<L-dopa>を内服している。妻から「まったく動けない時もあれば、目を離している間に動いて、転んでいることもある」と訴えがあった。

Aさんへの対応に関する妻への訪問看護師の指導で適切なのはどれか。
  • 1. 「内服と症状との関連を観察しましょう」
  • 2. 「副作用が出ているので、お薬を止めましょう」
  • 3. 「お薬が効いてきたら、好きなようにさせてあげましょう」
  • 4. 「転倒の危険があるので、目を離さないようにしましょう」
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