状況設定問題(144問) 症状・疾患・治療に応じた地域・在宅看護

第96回 午後33問

次の文を読み問題3に答えよ。
Aさん、70歳の女性。72歳の夫と2人暮らしである。脳梗塞の既往と神経痛のため上肢の動きに制限がある。伝い歩きが可能である。数日微熱が続き、肺炎と診断されたため入院したが抗菌薬の治療で軽快し退院した。食事は夫の介助で摂取し、時々むせがみられる。排泄も夫の介助でトイレで行っている。

問題3
夫は「妻には世話になったし恩返しのつもりです」と、家事と介護の手を休めない。近県に住む娘の手伝いや訪問看護師のヘルパー導入の提案をかたくなに断り続けている。話をしていても居眠りをすることがある。

夫に最も気づきを促す必要があるのはどれか。
  • 1. 社会的孤立
  • 2. 介護量の不足
  • 3. 家族内の不和
  • 4. 夫自身の疲労
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