状況設定問題(144問) 症状・疾患・治療に応じた地域・在宅看護

第96回 午後34問

次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん、55歳の女性。身長155cm、体重40kg。57歳の夫(会社員)と75歳の実母との3人暮らし。3年前に筋萎縮性側索硬化症と診断された。半年前より言語が不明瞭である。嚥下が徐々に困難になり半固形物を摂取、体重も減少している。寝返りはできない。尿意はあり、排泄は床上で便器を用いて行っている。日中の介護は実母、夜間は夫が行っている。

問題1
Aさんは「最近話すのに時間がかかるようになり、実母は私の言うことをあまり聞いてくれない。私も話していると息が苦しくなる」と訪問看護師にとぎれとぎれに訴えた。

Aさんと実母とのコミュニケーションを促すために最も適切なのはどれか。
  • 1. 実母の手話の習得 
  • 2. 実母の補聴器の使用
  • 3. Aさんの拡声器の使用
  • 4. 単語カードの補助的活用
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人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進

健康支援と社会保障制度

基礎看護学

成人看護学

老年看護学

小児看護学

母性看護学

精神看護学

地域・在宅看護論(在宅看護論)

看護の統合と実践

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