【速報】今年の採点除外等は4問!合格率91.3%|第111回(2022年)看護師国家試験

2022年3月25日14時、厚生労働省は「第111回看護師国家試験」の合格発表を行いました。

 

合格率は91.3%(うち新卒は96.5%)。

 

合格基準は、必修問題は40点以上/50点満点一般問題・状況設定問題は167点以上/250点満点が合格のホーダーラインでした。

 

今回は、4問が採点除外などの対象となっています。

※採点上の取り扱いは問題によって異なるので、問題ごとの説明をご確認ください。

 

看護師国家試験採点除外問題数

 

【速報】第111回 看護師国家試験合格発表

今年の採点除外などの問題は4問

採点除外などの対象となったのは下記4問です。

 

午前1午前6午前34午後7

 

 

午前 【問題1】

労働力調査による労働力人口の令和元年(2019年)平均に最も近いのはどれか。

 

1.4,800万人
2.5,800万人
3.6,800万人
4.7,800万人

 

(採点上の取扱い)

正解した受験者については採点対象に含め、不正解の受験者については採点対象から除外する。

(理由)

問題として適切であるが、必修問題としては妥当ではないため。

 

午前 【問題6】

マズロー, A. H. の基本的欲求の階層で社会的欲求はどれか。

 

1.安全の欲求
2.帰属の欲求
3.承認の欲求
4.睡眠の欲求

 

(採点上の取扱い)

複数の選択肢を正解として採点する。

(理由)

複数の正解があるため。

 

午前 【問題34】

健康を人々の権利として明記したのはどれか。

 

1.世界保健機関〈WHO〉の健康に関する定義
2.ジュネーブ宣言
3.世界人権宣言
4.リスボン宣言

 

(採点上の取扱い)

複数の選択肢を正解として採点する。

(理由)

設問が不明確で複数の選択肢が正解と考えられるため。

 

午後 【問題7】

ハヴィガースト, R. J.の発達課題で善悪の区別を学習するのはどれか。

 

1.乳幼児期
2.児童期
3.青年期
4.中年期

 

(採点上の取扱い)

正解した受験者については採点対象に含め、不正解の受験者については採点対象から除外する。

(理由)

問題として適切であるが、必修問題としては妥当ではないため。

 

以上、4問をご紹介しました。

合格された5万9344人のみなさん、おめでとうございます!

 

看護roo!編集部 藤枝純子

 

 

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(参考)

第108回保健師国家試験、第105回助産師国家試験及び第111回看護師国家試験の合格発表(厚生労働省)

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