データを集めよう!研究デザインとインタビュー・アンケートのポイント|看護研究「攻略」マニュアル(5)

「看護研究の担当になっちゃった!」という若手ナースのみなさんに向けて、看護研究の進め方や無理なくできるポイントを連載で解説していきます(連載一覧はこちら)。

タイトルイラスト・看護研究攻略マニュアル「データを収集する」

第5回は「データの集め方」です。

 

スムーズなデータ収集は「研究デザイン」を事前に考えておくことがカギ!

 

研究デザイン…なんて、何だかグッと専門的な感じがしますが、キホンを押さえれば怖くありません。

 

インタビューやアンケートでデータを収集するときのポイント、同意書や依頼文の書き方も「例文付き」で解説します!

 

 

 

研究デザインとは?

研究デザインとは「どんな方法で、どんなデータを集め、どう分析するか」についての大まかな型のことです。

 

具体的にデータ収集に取り掛かる前に、まずは研究デザインを考え、研究計画書にも「研究の方」として書いておくことが必要になります。

 

看護研究の6つのステップ表。今回は「④データを集める」

 

 

研究デザインは「何を知りたいか」で決まる

研究デザインにはいくつかの型がありますが、大きくは 「質的研究」「量的研究」の2種類 に分けられます。

 

質的研究・量的研究のイメージイラスト

◆ 質的研究

対象者によって語られた・書かれた言葉のデータを分析する研究言葉、文章を扱う。主に、面接(インタビュー)などの調査方法を採る

◆ 量的研究

数値データを分析する研究。数量、測定値などを扱い、質的研究よりも多くのデータを対象とする主に、質問紙(アンケート用紙)を配布して回答を集めるなどの調査方法を採る

 

「私の看護研究はどっち…?」と迷ってしまうかもしれません。

けれども、「研究テーマ=何を知ろうとしているか」によって、研究デザインはほぼ自動的に決まるものなのです。

 

看護研究では、次のようなパターンが一般的です。自分の研究テーマに当てはめてみましょう。

 

 

研究デザインのパターン例

何を知ろうとしている? 研究デザイン
先行研究や仮説がない◯◯について知りたい
  • ◯◯は、どんなものか?
  • ◯◯には、何があるか?

例)
新型コロナの流行下で外来担当の看護師が抱く困難感は、どんなものがある?
質的研究
面接法、自由記述の質問紙法など

例)
対象の看護師に、新型コロナ対応で感じる困難についてインタビューする
◯◯の程度や頻度、何が影響するかなどを知りたい
  • ◯◯は、どの程度だろうか?
  • ◯◯に関係する要因は何か?

例)
A病院の看護師のストレス反応はどんな分布を示し、それらは部署や経験年数による違いはあるか?
量的研究(観察研究※1
選択式の質問紙法など

例)
対象の看護師に、部署・経験年数・心理的ストレス反応尺度(SRS-18)などを含むアンケート用紙を配り、記入してもらう
◯◯と△△の因果関係を確かめたい
  • ◯◯と△△に因果関係があるか?
  • ◯◯は、△△の有無で差があるか?

例)
リハビリ患者の精神的サポートについて、研修を受けた看護師によるサポートは、リハビリ患者の気力・意欲に従来以上の影響を及ぼすか?
量的研究(実験研究※2
RCT(ランダム化比較試験)など

例)
病棟内の看護師を2チームに分け、片方のチームは研修を受講、もう一方は従来と同じ関わり方をしてもらう。対象のリハビリ患者に、調査開始時点と終了時点で気力尺度に回答してもらい、前後比較と群間比較を行う

※1)観察研究…量的研究の1つで、研究者による介入が伴わない研究

※2)実験研究…量的研究の1つで、研究者による介入が伴う研究。介入研究とも言う

 

インタビューだから質的研究、アンケートだから量的研究……とは限りません。たとえば、アンケートでも自由記述で「言葉のデータ」を集めるなら質的研究になります。

 

「どんなデータを集めるのか」で考えるのがポイントです。

 

 

「仮説・理論」があるかどうかも手がかり!

「仮説や理論が先行研究ですでに示されているか」も、研究デザインを考える手がかりになります。

 

 

仮説や理論がない→質的研究

仮説や理論をイチから考えるタイプの研究テーマは「質的研究」が向いています。

 

「知りたいことが先行研究でもハッキリしていない」「先行研究による仮説はあるが、その理論に疑問がある」といったケースが当てはまります。

 

調査対象者が自由に語ったり書いたりした言葉から、いろんな要素を拾い上げていく質的研究は、「◯◯には、こういう課題があるらしい」「こんな要因もあるかもしれない」といった仮説・理論を組み立てるのに適しています

 

例)

「新型コロナ対応で外来看護師が直面する困難」はどんなものがあるのか、イチから洗い出したい。

 

 

 

仮説や理論がすでにある→量的研究

仮説や理論が先行研究ですでにあり、それを基に「こういう場合はどうか」「◯◯との関係はどうか」などを確かめるタイプの研究テーマは「量的研究」が向いています。

 

選択式のアンケートなどで多くのデータを収集・分析する量的研究は、先行研究を踏まえて検証するのに適しています

 

例)

先行研究では、「終末期がん看護に携わる一般病棟の看護師にとって、知識や技術の不足がストレス要因になる」とされていた。当院でもこれが当てはまるか、その場合、ストレスの強さはどのくらいかを確かめたい。

 

 

たとえば「選択式で回答してもらうアンケート調査を行いたい」と考えたとしましょう。

 

どんな質問や選択肢を設定すればいいかが、先行研究でパターン化されている場合、質的研究を省いて、いきなり量的研究から入ることができます。

 

一方、先行研究などがなく、どんな質問や選択肢があり得るかから考えなくてはいけない場合は、まず質的研究で質問項目・選択肢になりそうな要素を検討し、その上で量的研究をする-といった研究デザインになります。


 

インタビューでデータを集める【ポイント&例文】

インタビューのポイント&例文のタイトルイラスト

 

調査対象者と直接面接して話を聞く「インタビュー」は、若手ナースの看護研究でもよく使われるデータ収集の方法です。「面接法」とも言います。

 

時間や手間がかかるので大人数のデータ収集には不向きですが、一人一人の考えや感じていることを丁寧に汲み取れるのがメリットです。

 

看護研究のインタビューで一般的なのは「質問する項目・順番を大まかに決めておき、話の流れに応じて柔軟に変える」というやり方(半構成的面接)です。

 

インタビュー中に慌てたり、説明や質問の抜け漏れが出たりしないように、進め方や質問リストをまとめた「インタビューガイド」を手元に用意するのがオススメです。

 

インタビューガイドの記載項目の見本図

【インタビューガイド】見本 ダウンロード

 

では、ガイド見本の例文と合わせて、インタビューのポイントを見ていきましょう!

 

 

1.インタビュー前の準備

日程調整や場所の確保など、どんな準備が必要かをインタビューガイドにメモしておきます。インタビューに参加してもらいやすい環境づくりを意識してみましょう。

 

例)
1.インタビュー前の準備
(1)面接日時

あらかじめインタビュー協力の承諾を得られた看護師に対し、勤務に支障がないように事前に希望日時を調整し、5日前までに連絡する。インタビュー時間は20分程度とする。

(2)面接場所
インタビュー参加者のプライバシーが保たれ、落ち着いて話せる院内の個室を確保する。個室は、管理部から使用許可を得る。

(3)準備しておく物品・資料など
・録音機器
・筆記用具
・インタビューご協力の依頼書(1部印刷したものを渡す)
・同意書
 

 

インタビュー協力への同意書は下記の見本を参考にしてみてください(病院でテンプレートが用意されている場合もあります)。

【同意書】見本 ダウンロード

 

 

2.インタビュー導入で説明すること

インタビューの際、具体的な質問に入る前に説明することをインタビューガイドにメモしておきます
 

この説明は「倫理的に問題のない看護研究」をする上で、とても大切なプロセスです。うまく言えるか心配な人は、読み上げるセリフをそのまま書いておくと安心です。

 

例)

(1)自己紹介
「お忙しい中、ご協力いただき、ありがとうございます。◯◯病棟の◯◯と申します」

(2)インタビューの目的
「今回のインタビューは、△△△を明らかにし、看護師のストレスを軽減する方策を検討する目的で行うものです」

(3)インタビューで配慮する点、同意の確認
・インタビュー内容は、研究担当者以外には共有されません
・インタビュー内容から個人が特定されないように、情報は匿名化します
・このインタビューは録音しますが、録音データは研究結果の発表後10年間、厳重に保管したのち破棄します
・答えたくない質問に対して、回答を強要することはありません
・回答の有無で不利益は生じません

ー以上について説明し、不明点を確認した上で同意を得る。
 

 

 

3.インタビュー内容

質問する項目と順番をざっくりと決め、インタビューガイドにメモしておきましょう

 

実際の話の流れや場の雰囲気に合わせて聞く順番を変えたり、補足の質問を加えたりしますが、「これは必ず全員に聞く!」という項目を忘れないように押さえます。

 

例)
【質問項目・順番】

①終末期がん看護に関して、あなたはこれまでどのようにかかわってきましたか?(終末期がん看護の経験などについて)

②その中で、最も強くストレスを感じたエピソードを教えてください。(時間等に応じて2番目、3番目くらいまで尋ねる)

③終末期がん看護に携わる中で感じたストレスが、何かの拍子に軽くなったエピソードを教えてください。

 


初めから難しい質問をすると、参加者は口が重くなってしまうかもしれません。本番の質問に入る前に、年齢や経験年数などパッと答えやすい質問を先にしておくのも良いでしょう。

 

回答を誘導するような聞き方にも注意が必要です


「終末期のがん看護は、みんな本当にツラいって言ってますよね。◯◯さんもストレスを感じませんか?」のような聞き方では、参加者が「私はあんまり思わないんだけど、感じるって答えないと気まずいかな…」と、本当の気持ちとは違う回答をしてしまいます。

「どう思いますか?」「どんなことですか?」など、シンプルな聞き方で自由な回答を引き出しましょう
 

直接会って会話するインタビューは、紙に書くのとは違って思ったことをすぐに話せる良さがある半面、場合によっては「逆に話しづらい…」と、回答する人が負担に感じることもあり得ます。

 

「職場のストレスについて同僚に打ち明けるのはちょっと…」「『患者が看護師に改善を望むこと』と聞かれても、看護師さんに面と向かって本音を言いにくいな」といったケースです。

 

きちんと配慮がなされることを伝えて、参加者が安心して率直に話せるようにしましょう。場合によっては「利害関係のない人がインタビューする」「むしろ無記名式のアンケートにする」などの方法にする必要があるかもしれません。

 


 

アンケートでデータを集める【ポイント&例文】

アンケートのポイント&例文、タイトルイラスト

「アンケート」も、若手ナースの看護研究で非常によく使われます「質問紙法」とも言います。お客様アンケートなど日常生活でもおなじみで、イメージしやすいデータ収集方法ですね。

 

配布したアンケート用紙(質問紙)を期間内に回収するやり方が多いでしょう。

 

インタビューより多くのデータを収集でき、選択式の回答であれば、答える側の負担も比較的少なくて済むメリットがあります。

 

一方で、質問や選択肢の意味を誤解されたり、ウソの回答を選ばれたりするリスクも……。

 

適切なデータを集められるように、アンケートの作り方のポイントを見ていきましょう!

 

【アンケート】見本 ダウンロード


 

 

1.質問項目

「どんな質問をすれば、知りたいことのデータが得られるのか」、順を追って考えましょう。

 

項目づくりには、質的研究(インタビュー)や先行研究で得られた仮説を生かします。

 

例文では「当院一般病棟で終末期がん看護に携わる看護師のストレス要因」をテーマに、「終末期がん看護に携わる看護師は、知識や技術が不足していることにストレスを感じるらしい」という、仮説を検証するための質問を設定しています

 

例)

【質問1】
あなたは当院一般病棟において終末期がん患者さんの看護に携わったことがありますか?
1.ある 2.ない

 

【質問2】
当院一般病棟で終末期がん患者さんの看護に携わったとき、あなたはそれぞれの項目についてどう感じましたか?


1)がん看護の知識について不足を感じた

1.そう思う 2.ややそう思う 3.どちらでもない 4.あまり思わない 5.思わない

 

2)がん看護のケアの技術について不足を感じた

1.そう思う 2.ややそう思う 3.どちらでもない 4.あまり思わない 5.思わない

 

 

見本では、上記の項目の感じ方と、職業性ストレスの度合いについて関係性を調べるため、既存の「職業性ストレス簡易調査票」の項目も質問に加えています。

 

上の例で出てきた「職業性ストレス簡易調査票」のように、既存の測定方法(尺度)を使うこともできます

 

看護研究で見られる尺度の一例として、「特性不安尺度(STAI)」「看護職のワーク・ライフ・バランス(WLB)インデックス調査」などがあります。

 

 

2.質問のしかた

アンケートでは、質問の項目と同じくらい「質問のしかた」も大切です

「微妙な聞き方をしちゃったせいで、ちゃんと答えてもらえなかった…(泣)」とならないように、次の4つのポイントをチェックしましょう。

 

 

1質問の数は絞れている?

 

質問が多すぎると、回答する人が大変です。いいかげんな答えや無回答が増えてしまいます。

「ついでにコレも聞いておきたい…」といった質問はNG。本当に研究に必要な項目だけに厳選しましょう。

 

 

2質問の意味がわかりやすい文になっている?

 

何を聞かれているのかわからない文章では正しい回答が得られません。あいまいな表現、いろんな意味に読める書き方も、アンケートには不適切です。

誰かにチェックしてもらい、わかりやすい質問文に整えましょう。

 

 

31つの質問で2つ以上のことを聞いてない?

 

「残業や夜勤の負担感はどのくらいですか?」という質問では「残業は大変だけど、夜勤はそうでもない」と思っている人はどう答えてよいかわかりません。

残業と夜勤を分けて、「1つの質問文で聞くことは1つ」にするのが正解です。

 

 

4答えを誘導する聞き方になっていない?

 

『看護師がケアの知識や技術を積極的に学ぶことは、患者さんにより良いケアを提供できることにつながりますが、あなたは病棟の勉強会についてどう思いますか?』という質問で、ネガティブな回答はしにくいですよね…。

余計な情報や感情が質問文に入っていないか、注意しましょう

 

 

3.回答の形式・選択肢

「質問に対してどう答えてもらうのか」もアンケートの重要なポイントです。

 

「この選択肢だと選べるものがないな…」など、答える人が迷わなくて済む回答方法を設定しましょう。

 

回答の形式・選択肢には、次のような種類があります。

アンケートの回答形式に関する解説図表。自由に文章を書く「自由回答形式」と、選択肢から選ぶ「選択肢解答形式」がある。うち選択肢回答形式はさらに単一回答、複数回答、段階回答、順位回答などがある

質問で知りたいことに応じて、答えやすさ・分析しやすさなどから回答形式を選びましょう。

 

「単一回答」「複数回答」では、該当するものがなくて何も選べないということがないように「該当なし」という選択肢を設けたりする場合もあります。

 

「自由回答」は回答者の負担が大きいので、多用するのは避けましょう。

 

質問紙をまとめたら、プレテスト(予備調査)をします。

 

プレテストとは、本番のアンケートより少ない人数にお試しで答えてもらうこと

 

プレテストをしてみると、「1つを選んでもらう質問なのに複数回答が多かった」「『その他』ばかりになった」「質問文がわからないと言われた」など、アンケートの問題点が見つかることがあります。

 

いきなり本番に進んでから「ああ~、この質問では意味が通じないか~~」と気づいても、もうどうにもできません。プレテストでしっかり修正しておきましょう。

 

 

 

「依頼文」も忘れずに…!【ポイント&例文】

インタビューでもアンケートでも、答えてもらう看護師さんには忙しい業務の合間に、患者さんには体調不良の中で、それぞれ協力をお願いすることになります。

 

できるだけ負担が少なく、安心して参加してもらえるように、研究の目的、調査の方法、倫理的な配慮などを記した「依頼文」を作成・配布しましょう

 

インタビューでは、最初に日程調整などを含めてお願いするときだけでなく、実際にインタビューするときにも依頼文をお渡しするのがベストです。

 

アンケートでは、質問用紙と一緒に依頼文を配布するのが良いでしょう。

 

依頼文はある程度、書き方が決まっています。下のボタンから「見本」をダウンロードし、参考にしてみてください(病院によっては、テンプレートが用意されている場合もあります)。

 

【インタビューの依頼文】見本ダウンロード

 

【アンケートの依頼文】見本ダウンロード

 

 

次の第6回では、収集したデータの分析方法(量的研究)について解説します。

 

 

監修

東京有明医療大学看護学部教授前田 樹海(まえだ・じゅかい)

「看護研究が嫌いになる看護師」を救いたい! 看護研究の目的は「将来の看護の発展に役立てること」ではありますが、看護研究に取り組めば、現場の課題を深く考える力や客観的にとらえる力がきっと身につきます。みなさんができるだけ肩の力を抜いて看護研究に取り組めるお手伝いをしていきます。著書『この1冊でできる!はじめての看護研究』(ナツメ社)『臨床ナースから看護研究者まで 研究発表のプレゼンもっとよくなります!』(日本看護協会出版会)。

 

看護roo!編集部 烏美紀子(@karasumikiko

 

(引用・参考文献)

1)前田樹海.この1冊でできる!はじめての看護研究.ナツメ社,2015,p159

2)大口祐矢.看護の現場ですぐに役立つ看護研究のポイント.秀和システム,2017,p121

3)柴山大賀.看護研究のイロハを学ぼう!-看護研究の進め方.循環器ナーシング,2016年12月号,48-54

4) 及川慶浩.はじめての看護研究 アンケート調査編.メディカ出版,2015,p116

5)井上知美ら. 看護研究における臨床看護師が抱える困難. 兵庫県立大学看護学部・地域ケア開発研究所紀要, 21, 2014, 23-35

6)宇宿文子ら.終末期がん看護ケアに対する一般病棟看護師の困難・ストレスに関する文献検討.熊本大学医学部保健学科紀要,6,2010,99-108

7)池田友美ら.急性期と終末期患者が混在する病棟で働く看護師のストレスについて.東京医科大学病院看護研究集録,29,2009,39-43

 

 

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